第189回:「重度の鬱病から学んだパラダイムシフト」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

前回のV・フランクルによると、“価値観”は以下の三つで形成されると言ってます。

  • 「経験」から生まれる価値観・・・私たちが成長する過程に置いて、外からの刷り込みや、育った環境、どういう人生を送って来たのか?どんな仕事をしているのか?どんな影響を受けているのか?・・・と言った“経験値”から生まれる価値観。
  • 「創造すること」により生まれる価値観・・・自分の内面から生まれる価値観のことです。様々な出来事や、人との付き合い、学びの中で自分はこういう価値観を持っているんだ!と自らが創り出す価値観。
  • 「姿勢」から生まれる価値観・・・過酷な状況に置かれた時に、自分はどう反応するか?と言う「姿勢」から生まれる価値観です。

この3つの価値観のなかで、最も大切なのは③の「姿 勢」であるとフランクルは言っています。

コヴィー博士によると・・・

「パラダイムシフトは、困難に直面した時にこそ起きる。厳しい状況に置かれると、人はまったく新しい視点から世界を眺めるようになる。その世界にいる自分自身と他者を意識し、それが態度にも表れて周囲の人々を鼓舞し、励ますのである」

私自身、約30年に渡り重度の鬱病との闘いと言う地獄を生き抜いて来ました。

この過酷な状況から逃げ出したこともあります!

しかし、今となっては生きているお陰で沢山の良いことがある。人生は素晴らしい!と当時とは全く逆のパラダイムで世の中を見渡せるようになりました。

余りにも過酷で辛い状況を抜け出すためには、一度振り子を大きく振ってみる必要がありました。

当時は、人生は辛くて過酷で厳しいものと言うパラダイムからしか世界を見れなかったのですが、「心から幸せになりたい!」と心に誓い、自覚・想像・良心・意志の力を使って行動に移した結果大きなパラダイムシフトが起きました!

この「経験」と「姿勢」から学んだ価値観・・・生きている事って、人生って素晴らしい!

現在も精神疾患で苦しんでおられる方々が沢山いらっしゃいます。

私から言えることは一つだけ・・・「決してあきらめないでください」

渦中にいる時に、その状況を客観的に捉えるなど、とても出来ないと思いますが、その状況に対してどんな反応をするのか?は選択することが出来ます。

選択肢は一つではありません、沢山の選択肢の中から自分に取って一番幸せになれると思える選択肢を是非選んでみてください。

その選択の結果は周囲も巻き込んで、あなたの人生に素晴らしい影響を与えてくれることでしょう。

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