230908「7つの習慣と共に生きることとは」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用
するもの

       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてく
        れるもの

*水は高いところから低いところに流れるといった自然の法則と同じ。

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「7つの習慣」を学び、決意し、実行していくこと、成長の螺旋階段を登っていくことは、終わりのない旅、頂上の見えない登山をしているようなものです。

決意をした人間、覚悟をした人間は成長し続けます。

その時は後退しているように思えても、一歩一歩確実に成長の螺旋階段を登っているのです。

世の中がどんどん変化していく以上は、そこに甘んじていること=現状維持で満足をしていることは、置いて行かれること即ち衰退を意味します。

生をまっとうするその日まで、どこまでもどこまでも終わりのない旅は続きます。

一つの山の頂までたどり着いて、やれやれと隣を見たらさらに高い山があったみたいな!

こうしてどんどんと次の頂を目指して行くことがヒトとしての成長につながっていくのでしょうね。

途中で息切れすることもあります。

でも大丈夫。登り始めたときより、はるかに上に来ているのだから。

下では見えなかった景色が今は見えているのだから。

ただ苦しいだけの過酷な登山であれば、「7つの習慣」が世界的に売れ続けているという現象も起きないでしょう(笑)

そこには、人間の真理・生きていくための普遍の真理が描かれているので、読んだ人間はこの真理の山を登りたくなるのです。

頂上から見た眺めはどんなに素晴らしいのだろう!と。

途中で一休みして、山道に咲いている草花や、生い茂った樹木に近づいて心を寄せてみたり、川のせせらぎに心を和ませてみたり、頂上までの道のりを焦る必要はまったくありません。目の前に続いている道を一歩一歩、楽しみながら登っていく。

途中で休憩したり、たまには足を踏み外すこともあるでしょう。

そして旅の始まりは孤独で寂しい一人旅と思うこともあるかもしれませんが、原則という峰に沿って山道を歩いて行くと、不思議なことに一緒に登山してくれる仲間が集まって来ます。

そんな仲間たちと一緒に応援しあいながら、背中を押しあいながら、誰かが取り残されそうになったり、怪我をしたときは暖かな手を差し伸べて、回復するまで一緒に休憩する。そんな素敵な登山だと思います。

明日はそんな大切な仲間たちとリアルで会える貴重な日。

「間違うこともあるだろう。気まずい思いをすることもあるだろう。だが、毎日の私的成功を積み重ね、インサイドアウトの生き方を一歩ずつ進んで行けば、結果は必ずついてくる」p471

(投稿番号478)