「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。
原則とは・・・①万国共通で不変なもの
②質の高い結果を生みだすもの
③私たちの内面の外側にあるもの
④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの
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今まで散々「7つの習慣」は難解です!と言っておきながらのこのタイトル!!
実は難解なのは書籍に書いてる内容を理解し、そして実践することなのです。
書籍の内容自体は、人が人として生きて行くうえで“当たり前の法則”が描かれているので、「自分には無理、出来ない」と言うことはありません。
確かに分厚いし、内容を理解するまでに時間は要すると思いますが、決して“比叡山の修行僧”のような過酷な修行をしないと実践出来ないレベルではありません(笑)
「7つの習慣」はコヴィー博士が、過去200年間のいわゆる“成功者”と呼ばれる方々の資料や文献を読み込み「共通の成功法則」を体系化したものです。
ですので、その中にはアドラーやD・カーネギー、マズローやドラッカー、ひょっとしたら松下幸之助や山本五十六も?(私がそう思っているだけですが)・・・沢山の成功者の知恵や原則が描かれているので、「あっ!この考え他の書籍で読んだことがある」ですとか、「この間受講したセミナーでも同じようなことを聞いた」など、身近なところで折に触れ耳にすることがあるかと思います。
こうした一人一人の知恵や原則の共通項を抽出して「7つの習慣」としてまとめたものが書籍に描かれた内容です。
勿論、コヴィー博士自身が自ら実践し、経験則として学んだ部分に寄与するところが大ですが。
既に「自立レベル」に達している方や、「相互依存レベル」に達している方は、書籍を読まずとも“自身の中の当たり前の法則=原則”として根付いていると思います。
ほとんどの方が「もっと成長したい」とか、「もっとコミュニケーションが上手になりたい」とか、「人に振り回されずに、自分軸で生きたい」とか・・・そう思って、「7つの習慣」を手に取り、実践に向けて色々と工夫されていると思います。
コヴィー博士自身も・・・
と言ってます!
100%の実践は無理です。死に至るその日まで”成長の螺旋階段”は登り続けるのですから!ですから、出来ない自分を「責める」必要はまったく御座いません。
先ずは「やろう!」と決意すること、そして自らが決めた“自分への約束”を行動に移し、継続出来るように頑張る姿勢が最も大切なのですと付け加えさせていただきます。