「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。
原則とは・・・①万国共通で不変なもの
②質の高い結果を生みだすもの
③私たちの内面の外側にあるもの
④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの
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意志の力とは“やろうと決めたこと”を実際に“行動に移す力”です。
多くの方が、新たなチャレンジをする時に「よし、やろう!」と思い立って始めるのですが、なかなか継続(=習慣化)出来ずに悩んでおられます。
実は“意志の力”だけで実践しようと思うと習慣化までは出来ないのです!
意志の力を最大限に発揮するためには、“覚悟と決意”が必要です。
この“覚悟と決意”をするためには、意志の前に来る3つの能力・・・「自覚・想像・良心」を使うことが鍵となります。
①自覚の力を使い、「何故、それをやるのか?本当に心から望んでいることなのか?」と目的を明確化する。
②「それを達成出来たらどんな未来が待っているのか?」をワクワクと想像することで達成出来た自分を思い描く。
③「そのためにはどんな選択(取捨選択)をして、どの原則に従えば、自分にも周囲にも物凄く価値のあることと感じることが出来るのか?」と良心に問いかける。
④そして最後に「よし、やろう!」と意志の力を使って行動に移します。
スペースに入る4つの能力の順番が大事だし、自分を動かす意志の力を最大限に生かすためには「自覚し、想像し、良心に問う」ことで「やらなきゃ・・・」⇒「やろう!」に目標に対して“推進力”がもたらされます。
このレベルになると、自ずと自分の背中を押す“決意”に至っているので迷いなく行動に移せます!
意志の力だけで実行しようとすると、単なるTo doリスト=やらなきゃいけないリストのようになってしまい、こなすだけの行動となり、いつの間にか止めてしまう・諦めてしまう・やらなくなってしまう・・・と言ったブレーキ(=抑止力)が働いてしまいます。
脳は変化を嫌います(笑)
自分に取っての最重要事項を、自覚⇒想像⇒良心⇒意志を使って明確にすることで、潜在意識に刷り込みます。
目標を達成するためだけでは無く、日常生活の中でも4つの能力を発揮することで、インサイドアウトで主体的になっていきます。