第335/365回:「反応的になってしまった際の対処法」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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毎週日曜朝8:07からクラブハウスでお送りしている(「07部(「7つの習慣」を「0秒思考メモ書」きで具体化し、実践に近づけよう!)、今回も素晴らしいお話を沢山伺えたので、シェアさせていただきます!

今回のお題は・・・「反応的な言葉を使ってしまったら、あるいは反応的になってしまったとき、どんな気づきや思考をすることによって、反応的にならない選択ができましたか?」

◎Aさん(女性)・・・
コロナの影響で在宅ワークと出社を繰り返していたところ、段々と会社に「行かねば」と考えるようになり、会社に行くことが楽しくなくなってきた⇒会社に「行こう!」「行ってくる」と発する言葉を変えたら、会社に行くことが辛くなくなってきた!

◎Bさん(女性)・・・
最近コミュニティーで”攻撃的な言葉”を投げつけられ、反応的になり退出してしまった⇒あなたはあなた、私は私(課題の分離)を行うことで、そんな思いをしてまでその人と付き合う必要ある?と考えられるようになった。

◎Cさん(男性)・・・
上司から相談があると言われ、話を聞いたところ、(相談なのに)選択肢のない仕事を押し付けられた。しかもその言葉が乱暴だった⇒乱暴な言葉に対しては、以前は即反応していたが、相手の言葉を一度飲み込む=スペースを活用することで、「全体のことを考えると、(仕事を受けることは)仕方がない」と思えるようになった。

◎Dさん(女性)・・・
人の悪いところを見てしまうと、その場では反応しないが、後になってイラっとしてくる⇒メモ書きをしてすべてを吐き出すことですっきりする。

◎Eさん(男性)・・・
以前は刺激を受けると感情に振り回されて、相手を否定していた自分が正しくて、相手が間違っていると考えていたことが原因。イラっとする”原因は相手ではなくて、自分の中にある”ことが理解出来たら反応的になることは無くなった。

◎Fさん(女性)・・・
仕事が終わり、夕飯の買い物をして、さらに帰ってから夕飯を「作らなきゃ」と疲れ切って帰ってきたときに、家族から一日の話を一方的にされると反応的な言葉がでてしまう⇒「言ってしまった」という気づきがあるので、そのことをメモ書きしたところ、話す前に内容をメモしてから話をしてみよう!という気づきが得られた。

◎Gさん(男性)・・・
以前はすぐにかっとなり感情に支配されていた⇒刺激と反応の間には”スペース”があり、それを意識すること、また何か起こっても「ちょっと待てよ!」とつぶやく習慣をつけたところ、感情に支配されなくなった。

他にも沢山の素晴らしいパラダイムシフトの体験談を聞かせていただきました!

反応的になりそうになったら、「何とかなるさ」「でも~だよね」「それはそうとして」「ちょうど良かった。お陰で○○できる」などの言葉を使うことで、反応に支配されないという方もいらっしゃいました。

また、酷い言葉を投げつけられても「相手の背景を想像して、(相手の立場に立った)多面的メモ書きを行い、自分の影響の輪に集中することで、刺激に反応しない自分になれた」自覚を実践されている方もいらっしゃいました!

同じ行動でも「~べき」「~ねばならない」⇒「~しよう」に言葉を変換するだけで、反応的な自分から抜けられます!

一番大切なことは、(相手の言葉やできごとという)刺激に対してどう受け止めるのかが大事であり、選択する反応は自分で選択した!という自覚を持つことですね。

「問題は自分の外側にあると考えるならば、その考えこそが問題である」完訳版 p106

毎回毎回、様々な立場・視点でお話が聞ける07部。

間違いなくこちらではシナジーが創り出されています!

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