第334/365回:「習慣化するときに、陥りやすい罠」」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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「刃を研ぐ」活動で注意する点。

「刃を研ぐ活動」は四つの側面すべてをバランス良く研ぐことが大切だと書かれています。

一つの側面だけではなくて、四つの側面すべてを実行する、習慣化することで「成長の螺旋階段」を登り続けていきます。

ここで、注意しておきたいことが一点だけあります!

それは・・・「ねばならない」「~べき」だと思ったらやり方を変えてみるということです。

この二つの反応的な言葉は、非常にしつこいです。厄介です!

「ねばならない」「~べき」を行動のための動機としていると、いつの間にか、それをすることが“義務”となり、続けることが辛くなったり、途中で止めてしまう、諦めてしまうことがあるからです。

これは“意志の力”だけで、自分を動かしている=こなしている状態。

勿論、緊急に迫られている場合などは、そんなこと考えている暇もありませんが、大事な自分への投資の時間が苦痛に思えたら本末転倒。

プロセスを楽しむこと・・・在りたい姿、なりたい自分になるために、大切だと思います。

やれなかったときも、「こんな日もあるさ」くらいに考えて、自分を責めないことも大切。

但し、「よし、やろう!」と決断したら、明日からではなくて、即行動開始しましょう!走りながら改善をしていくこと。

以前も投稿しましたが、「何のために?」「それが実現出来たらどんなに良いことが起こる?」「そのためにどんなことが(具体的に)できる?」と自分に問いかけて書き出してみること=“終わりを思いえがく”ことがスタートです。

(メモ書きタイトル例)

読書を習慣化するために・・・

-「何のために本を読むの?」

-「本を読むことでどんな良いことが起きる?」

-「月に5冊以上、本を読んでいる人は誰?どうして読めるのか?」

-「その人はどんな人間?どんな性格?」

-「本を読まないとどうなる?」

-「本をまったく読まない人は誰?その人は傍から見ていてどんな感じ?」

-「自分の興味がある分野はなに?」

-「興味とはそもそも何だろう?」

-「月に何冊を目標に読む?」

-「読書の時間をどうやって作り出す?」などが挙げられます。

「意志の力」だけでは継続することは難しいです。自覚⇒想像⇒良心⇒意志という順番は原則です!

「意志の力」を効果的に活用するためにも、自覚・想像・良心の力をしっかりと使いましょう。

コヴィー博士の言う習慣とは・・・知識(何をするのか?なぜするのか?)・スキル(どうやってするのか?)・意欲(=動機。それをしたい!)が交わるところが習慣であると言っています。

 

 

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