第302/365回:「第5の習慣~まず理解に徹し、そして理解される」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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いよいよ今回より、コミュニケーションの真髄でもある原則=第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」にはいって参ります。

まず、こちらをご覧いただいている皆さまに実験していただきたいことがあります!

家族でも同僚でも友人でもいいので、「最近感じたイラッとしたこと」について、途中で決して口を挟まずに2分間話してもらってみてください!

その後、皆さんが聞いた話を「私は、〇〇さんのお話を〇〇と理解しましたがあってます?」と尋ねてみてください。

ほとんどの方が、なんとなく概要は覚えていても“自分の言葉で”相手に伝えるとなると、戸惑ってしまうことでしょう。

*よく言われる”オウム返し”ではなく、自分の言葉で相手の言葉や感情を代弁することです。

どれほど「相手の話を聴く」ということが、私たちにとって苦手なのか理解できると思います。

コヴィー博士も言っていますが、私たちは書く・読むということは小さい頃から教わってきましたが、“聴く”ということは未知の領域なのです。

「ほとんどの人は、相手の話を聴くときも、理解しようとして聴いているわけではない。次に自分が何を話そうか考えながら聞いている。話しているか、話す準備をしているかのどちらかなのである」完訳版 p343

冒頭の実験では、相手の話を理解しようという気持ちで聴いていたと思います。

それでも、相手が話しているときに“話の内容を覚えよう!”とか“こうして答えよう!”という意識が働いていませんでしたでしょうか?

この聞き方=反応を“自叙伝的反応(詳細は後日)”といいましたね。

「私はひとの話が聴けます」という方のほとんどが聞く”ほうになっているのです。

本当に相手を理解しよう!理解したい!と思って“聴く”のと、相手の話を黙って“聞く”のとでは相手に与える印象はまったく異なります。

信頼残高の6つの預け入れの一つ目。まず相手を理解することは、この“共感による傾聴”が実践できて初めて理解できるのです。

本気で人を理解しようとして“聴く”ためには、読み書きと同じで練習が必要です!

ロープレを通じて何度か練習しているうちに「この感覚だ!」というものがつかめてきます。

「この感覚」・・・文章や言葉だとなかなかうまく伝えられないのですが💦

相手が「〇〇さんは、私の話(感情や気持ちも)を理解してくれました」と言ってくれたら、実践できているということですね。

まず理解に徹する・・・この非常に奥が深い原則をじっくりと見ていきましょう!