第310/365回:「自叙伝的反応が出てしまったら、心から謝る!」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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共感による傾聴=アクティブリスニングは、親と子、上司と部下、夫婦、友人、同僚など一対一で行うのが基本です。

特に親とか上司とか、立場が強い人間が、子供や部下といった立場の弱い人間に対して行うことが最も効果的であるとされています。

これによって、今まで最後まで徹底的に話を聞いてもらうことがなかった子供や部下は、「話を聞いてもらえた」安心感で、活き活きとしてきます!本音を話してくれるようになります。

自分は認めてもらえたという気持ちが満たされると、自己肯定感もあがり、指示待ち人間から主体的な人間となり、口やかましく指示していた報・連・相も自らしてくれるようになります!

酸素の薄い場所にいて、意識が朦朧としている人間に対して、心理的安全性という空気を送り込むようなものです。

 

「(アクティブリスニングを行うと)お金でもお世辞でもなく、“人としてあなたを尊重しています。大切だと思っていますよ”というメッセージが一瞬のうちに伝わるのだろうと想像しています。これって、生きていて最上級に楽しいこと、嬉しいこと、また大切なことの一つなのではないでしょうか」 赤羽雄二 「自己満足ではない 徹底的に聞く技術」より

本気で最後まで徹底的に話を聴いてあげるだけで、ミスコミュニケーションも無くなります。ミスコミュニケーションがなくなると、パワハラも激減します!

「共感による傾聴の大きな強みは、正確なデータ(相手の本音や情報)を得られることである。相手の考え、感情、動機を自分の自叙伝に沿って勝手に解釈するのではなく、相手の頭と心の中にある現実そのものに対応できるのである」完訳版 p346

共感による傾聴をした側も、とても気持ちが良くなり、さらにもっとやってみたい!という気持ちが芽生えて来ます。

相手が心を開いて本音で話をしてくれて、「聴いてくれてありがとう」「話して良かった」というフィードバックをもらえると、もっともっと多くの方に実践してみたい!という気持ちが強くなります。本当です!

共感による傾聴=アクティブリスニングを意識してスタートしても、途中で自叙伝的反応が出てしまう場合があります。

そんな時は、信頼残高の預け入れとなる6つの行為の中から、“心から謝る”を行いましょう。

「ごめんなさい。今、○○さんの話を真剣に聴いていたつもりだったけど、途中で自分の話をしてしまいました。もう一度○○さんの話を聴くチャンスをもらえますか?」と。

素直に謝ることができると、大きな預け入れになります。

最初から完璧にやろうなどとは思わなくて良いのです。やろうという気持ち・姿勢が大事。

練習のつもりで始めてみてください。そして、「今、自分は聞けてなかった。自叙伝的反応をしてしまった」と感じたら、素直に認めて相手に謝り、もう一度スタートしてみてください。

「そこまで本気で私の話を聴こうとしてくれているんだ」という思いが相手にも伝わり、暖かい空気感が生まれます。