「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。
原則とは・・・①万国共通で不変なもの
②質の高い結果を生みだすもの
③私たちの内面の外側にあるもの
④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの
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昨日の投稿から「7つの習慣」の反復練習?のようになりましたが、何度読んでも、何十回読んでも、何百回読んでも・・・新しい発見があるのが「7つの習慣」。
「7つの習慣」とはどんな書籍かをワンセンテンスで表現しなさいという課題が課されたら(笑)
「自分にとって最良と思われる言動を、原則から外れることなく選択して生きていくための指南書」となるでしょうか。
正しいか正しくないのかを決めるのは原則であって、その原則が書かれた書籍が「7つの習慣」。
独特な表現とか、言い回しとか、文章に描かれた意味を理解することは難しいのですが、言いたいことはいたってシンプルなんです(こんなこと書くと炎上しそうですが 笑)。
良心に問い、原則に照らして外れていない、正しい行いをしていきましょうですから。
ただそれが「出来てます?」と問われると、「出来てます!」と胸をはって言える人がどれくらいいるのでしょうか?となる訳です。
日本にも昔から「お天道様が見てるよ」とか「人として恥ずかしくないのか」とか、やはり原則にもとづいたことわざや倫理観というものがあったわけで、「7つの習慣」に頼らずとも、原則に従って生きていくことはできているはずなんですね!
「人の話は最後までじっくり聞きましょう」「話し上手は聞き上手」「コミュニケーションの基本は、相手の立場に立って、しっかりと話を聞くこと」「約束は守りましょう」「悪いことしたら素直に謝りましょう」「人が喜ぶことをしましょう」「健康のためにしっかりと睡眠をとって、運動して、身体に良いものを食べるようにしましょう」・・・どれも耳が痛くなるほど使い尽くされてきたフレーズ。
だけど、ほとんどの人の“心に響かない”・・・「もう聞き飽きた、またお説教かよ!」と流されてしまう。
結局、何を言うかではなくて、誰が言うかが大事なんですね。「この人の言うことなら」と信頼残高の預け入れの高い方が言わないと、相手の心には響かないということなのです。
私にも心から尊敬する、メンターと呼ばせていただいている「人格者」が数名いらっしゃいます。
勿論、コヴィー博士もその一人。
何度読んでも、コヴィー博士から「まだまだだ。頑張れ」というエールが送られてくる感じがしてきます(笑)