「共感による傾聴」を更に具体的に実践するためのテキストとして、赤羽雄二さんの「自己満足では無い“徹底的に聞く技術”」を取り上げ、「アクティブリスニング」を学んで行きます！
アクティブリスニングとは？
「共感による傾聴」をさらに深堀して、実践する“４つのプロセス”です！
４つのステップを経ることで“すべての悩みを解決する”と言う「自己満足では無い“徹底的に聞く技術”」の著者：赤羽雄二さんが考案された“人間関係改善⇒問題解決のためのコミュニケーションスタイル”です。
４つのステップとは？
ステップ①～相手の話しを真剣に本気で聴くことで、信頼残高の預け入れが貯まりま
す。
ステップ②～必要に応じて相手を“委縮させないように”質問させていただくことで、お
互いの理解が深まります。
ステップ③～真剣に聴いた結果、“問題の本質”が見えてきます。
ステップ④～アクティブリスニングを極めることで、“自然に解決策”が見えてきます。
注-1：書籍では「聴く」⇒「聞く」と表記されているので「聞く」と表記させていた
だきます。
-2：ブログ誌面の都合上、書籍のポイントのみを引用させていただいたり、言い回し
をアレンジさせていただきます。
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男女間でのアクティブリスニングのポイント・・・
注）すべての文章を引用している訳ではありませんので、傾向としてご覧ください。
以前も投稿しましたが、夫婦・恋人同士、その他男女間に置ける会話の傾向として、女性は「ただ、話を聞いて欲しいだけなのに・・・」に対して、男性は助言や回答を言いがちです。
それに加えて「何が言いたいんだ」「また同じ話？」「結論は何なんだ」「どうして欲しいんだ」などと思いがちです。
心で思っていてもそれが一発で見抜かれ、あっという間に相手は不機嫌になってしまいます！
ここで不用意な口の聞き方や気の無い返事をしてしまうと、さらにマズいことになり炎上してしまうので、不用意な一言や態度は出さないことです。
女性に気持ちよくしゃべってもらうポイントとして・・・
①女性の話を真面目に、真剣に、徹底的に聞く。これに尽きます！
②質問はしないこと。話が飛んでよく理解出来ないときでも、質問はせずにそのまま聞き続けます。男性から見て辻褄が合わないと思っても、決して確認しようとか正そうと思ってはいけません。「話が飛ぶし、辻褄が合わない」と思うのは男性だけです。
③相談されても「～すべき」「～したらいい」などと答えを言わない！女性側はそもそも相談するつもりがなく、ただ聞いてほしいだけだからです。共感して欲しいだけなのです。
＊ボタンの掛け違い⇒男性「相談された」「答えなくては」、女性「ただ、話を聞いて欲しい」「答えなんか聞いてないのに」
男性同士であれば、まったく問題の無いような質問でも女性の捉え方は違います。
④質問するのであれば、丁寧に、あくまで相手に寄り添った形での質問を“させていただく”
⑤アクティブリスニングを徹底する！男性が真剣に、徹底的に聞いてくれないから、伝わらないから女性は何度も何度も繰り返します。
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逆に女性側が男性にアクティブリスニングをする際に“注意して欲しい”ポイントとして・・・
①話を真剣に聞いてもらえると、男性側が勘違いしてしまう（好意を持たれてしまう）ことがあるので、相手を選んで、“大切な人”に対してはアクティブリスニングを行うと効果的。
②女性同士よりかは、はっきりと質問をした方が喜ばれる。
同じ人間同士であっても、性の違いや上司と部下、親子等立場の違いによってアクティブリスニングの“効果的なやり方”も異なって来るようです。
但し、共通することは“真剣に、徹底的に、相手の話しを最後まで聞く”と言う姿勢です。
