230402「自分のボイス(内面の声)を発見する」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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コヴィー博士の真髄とも言われている「第8の習慣」

「7つの習慣」が習慣七つで500p超に対して、「第8の習慣」は習慣一つで500p超の大作💦

「7つの習慣」が個人の“効果性”について描かれていたのに対して、「第8の習慣」は、その“効果性”を土台とした“偉大さ”について描かれています⇒サブタイトルも”効果性”から”偉大さ”へ

“偉大さ”とは・・・“情熱を持って実行すること”“有意義な貢献を成し遂げること”“充足感を得ること”・・・もっとわかりやすく定義するとしたら“人間の可能性を解き放つ習慣”

誰にでも自分では気づいていない”可能性”というものを内に秘めています。まずは自分の”可能性”を発見し、そして他者にも”可能性”を発見してもらいましょう!という習慣。

この“可能性を解き放つ”すなわち「第8の習慣」の鍵となるワードが“ボイス(内面の声)”

“ボイス”とは自分の内なる声・・・

「あなたの才能を生かすことができ、あなたの情熱に火をつけるような仕事であれば、しかもその仕事が世界にある大きなニーズから生まれていて、その仕事を果たすことが良心に導かれていると確信できるなら、そこにこそあなたのボイス(内面の声)、あなたの使命、あなたの魂の規範が宿っているのである」p33

*才能=天賦の才、情熱=意欲やモチベーションを引き出すもの、ニーズ=社会が必要とし、収入を得ることができるあなたの能力、良心=正しいことをするようにささやく天使の声・・・この”四つが重なる部分”こそがボイスである。

「7つの習慣」で例えるなら、あなたの中の“燃えるようなYes”はなんですか?

それをすることがあなたの天命であり、あなたのスキルで達成できるミッションですか?

それをすることがあなた自身のためにもなり、周囲のためにもなることですか?

そのミッションに対してマージン(報酬)はいただけますか?

「本書の目的は、あなたが自分のボイス(内面の声)を発見できるように導くことである」

そして、自分のボイスを発見した皆さんは、今度は周囲の人たちにボイスを発見できるように働きかけていく=影響の輪を広げていく。

まずは一人ひとりが自分のボイスを発見し、そして周囲にも自分のボイスに気づかせてあげること・・・これが第8の習慣。

ボイスを発見するための五つのヒント・・・

①あなたが期待されている役割を書き出してみましょう(ニーズ)。

②あなたが活かせるスキルや能力はなんですか?(才能)

③あなたを突き動かしている情熱の源はなんですか?(情熱)

④あなたが大切にしている価値観はなんですか?(良心)

⑤「自分ならでは・自分でなければ」できないこと、やってみたいことはなんですか?(ボイス)

「7つの習慣」よりさらに難解な第8の習慣。しかし、第8の習慣こそコヴィー哲学の集大成であるとも言われています。

私の拙い表現力と理解力で、この難解な書をどこまで“わかりやすく”お伝えできるかはわかりませんが、ボチボチと「第8の習慣」にも触れて参ります。

*「7つの習慣」をまだ読破されていない方は、「7つの習慣」から始めてくださいね!「7つの習慣」を理解できていないと、「第8の習慣」は本棚行きとなります(笑)

(連続投稿410日目)