「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。
「7つの習慣」のセミナーを受講するとコーチの方々が必ず触れるのが「7つの習慣」のタイトル。
オリジナルタイトルは”The seven habits of highly effective people”
日本語に訳すと、”非常に効果性の高い人たちの7つの習慣”となります。
このタイトルに出てくる”効果性”、これこそが「7つの習慣」を実践するうえでの肝となります!
辞書で調べると・・・
効果:よい結果、望ましい結果。ききめ。
効果性:望む結果を得続けていること。
と書いてあります。
先日、「7つの習慣」コーチの第一人者であられる上條富彦さんより、この効果と効果性について素晴らしいお話を聴けたのでシェアさせていただきます。
「効果とは、真に得たい成果(効率はプロセス)、効果性とは、真に得たい成果を得続けられる”状態”のこと。
目に見える美しい花や果実を得たければ、その立派な幹、枝葉を支える根が必要。
その根となるものが”人格”。
ここを磨き、深く根深く育まなければ、立派な幹、美しい花、美味しい果実を実らせることはできない。
一見判りやすい”見える部分の個性”を整えることも大切。特に”短期的”には。
しかし、長期的に得たい成果を出し続けるには、根となる”人格”を磨かなければならない。
では、何を磨けば良いのか?
それは、”能力”と”人格”
さらに噛み砕くと、能力をあらわす「知識やスキル」「実績・結果」そして、「誠実であること」「win-winをめざす意図」
これらが磨かれ、発揮されていくことで、信頼貯金がたまる。信頼性が高まり、結果的に効果性が高まる。
そしてそこから、かかわる家族や仲間、チーム内での「信頼関係」が育まれていく。
「信頼関係」が育まれたチームは絆が生まれ、シナジーを発揮し、結果的に、効果性が高まる。
そうすることで、真に得たい成果を継続的に得ることができる。
逆に言うと、今、得たい成果を得られていないということは、チームの信頼関係は育めているだろうか?
そもそも、自分の信頼性は高い状態だろうか?
そのベースとなる能力、人格をどのように磨いていこう?
と、考えていけばいい。
周りが不信感でいっぱいの時は、まず自分はどうありたいのだろう?
自分にとっての灯台(目指す方向性)は何だろう?
そう立ち返り、ありたい自分でいるための行動を自分で選ぶ。その行動を選べる自分を信じる。これこそが、インサイドアウト」
深いですね!「7つの習慣」を人生に取り入れて、長期的・永続的な成果を手に入れるための考えを見事に言い表されてます。
”個性”も”人格”もバランスが大事。
どちらか一方に偏ってしまったら、この長期的・永続的な成果は得られないと言うことです。
但し、現代社会に置いては”目に見える部分”すなわちスキルやテクニック(いわゆるHow to本や、成功の法則、コミュニケーションスキルなどの)と言った”個性主義”に偏り過ぎている。
人間本来が持っている”目に見えない部分”すなわち人格の土台となる”原則”(誠実さ・勇気・愛情・思いやり・感謝・尊重などの)について学ぶことで”人格主義”が形成されて、初めてバランスが取れるとコヴィー博士は述べています。
この”人格主義”に回帰することによって、両者のバランスが取れると言うことです!
人生に「7つの習慣」を取り入れることで、”人格主義”を身に付け、”効果性”を発揮して行きましょう!