第179回:「妄想と想像の違い」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

妄想することと想像することを混同されている方がいらっしゃいますが、この二つまったくの別物です。

妄 想とは、人間が最も得意で、大好きで、ほぼ一日中絶え間なく繰り広げられているナンバーワンの煩悩と言われています。

勿論、妄想の中には良い妄想もありますが、ほとんどの場合不安や悩みを創り出す原因であったり、辛かった過去の出来事など・・・考えても仕方のない(自分ではコントロール出来ない=関心の輪)ことであったりして、前に進むための推進力では無くて、シャボン玉のように、ただただ浮かんでは消え浮かんでは消える解決策の見えない状態のことです。

想 像は、前回お話したように、スペース(一時停止ボタン)を使って、実際に起きた出来事や感情に対して、どのような選択肢を選ぶのがベストなのか?その選択の先にはどんな結果が待っているのだろうか?と、自分自身に問うことです。前に進むための推進力となるものです。

妄想は同じ悩みや不安が頭を過ぎり、それがグルグルグルグルと頭の中を回っていて、答えが見つからない、先に進めない状態のこと。即ち、自問自答の状態です!

想像とは、ある出来事に対して、「今、自分に取れる選択肢はなんだろう?」と自分に対して問いかける=自己対話出来る状態。

自己対話が出来る人と、自問自答で終わってしまう人では、前に進むのか?立ち止まってしまったり、あるいは後退してしまったりするのか?・・・その後得られる結果がまったく別物となります!

悩みや不安に思うことがあったら、一度問いかけてみてください・・・「今考えていること、それって妄想じゃない?」

 

 

 

 

 

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