第111回:「共感による傾聴」特別編

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

今回は「共感による傾聴」特別編と題して、「共感による傾聴」を行わない方が良い場合についてお話します。

「共感による傾聴」を行わない方が良い場合=「自叙伝的聞き方」の方が有効な場合!!

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①専門家としてのアドバイスを求められた場合。

②課題が明確で相互理解が確立されている場合。

③会話が砕けた内容で感情的では無いとき(=雑談)

④相手から忠告や助言を求められたとき。

⑤相手との信頼口座の残高が非常に高い時。

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上記5点に該当するような会話の場合は、「共感による傾聴」よりも「自叙伝的聞き方」の方が有効です!

但し、話の流れで相手の感情が高ぶって来たり、お互いに理解が深まっていないと気づいた時は直ぐに「共感による傾聴」に戻しましょう!

それと、自分の状態が良くない時には会話を別の日に変えてもらってください!

「共感による傾聴」を実践するためには、相応の集中力・洞察力・共感力が必要です。自身の心の状態がマイナスの時は、相手からネガティブなエネルギーを直で受けてしまうこともあります。共感し過ぎて自分が傷ついてしまう可能性もあります。日頃から自身の心を整えておく習慣=第1~第3の習慣を実践して「私的成功」を納めておくことが大切です。