第172回:「自覚」すると言うこと

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

“自 覚”とは辞書で調べると・・・(自分自身の置かれている状態や自分の価値を知ること)とあります。もともと、仏教用語のようですね。

「7つの習慣」での“自覚”の意味は、確かに辞書にも近いですが、もう一歩踏み込んで「自分の感情や置かれている状況を“客観的に見る”能力」と定義されています。

客観的・・・最近ではメタ認知ですとか、俯瞰的と言う言葉が使われています。

要は自分自身をちょっと違う角度(斜め上とか部屋の隅からとか、空の上からとか 笑)で見てみると言うことなんですね!

もっと要約して言いますと・・・イラっとしても、その感情に流されずに「ちょっと待てよ!」と「一時停止ボタン」を押してみる!と言うことです。

この「一時停止ボタン」を押すことって、人間しか出来ない能力なんです。動物は刺激⇒反応ですから、目の前の状況に対して「ちょっと待てよ」とは考えないですよね?そんなことしていたら美味しい餌は逃げてしまうし、外敵に食べられてしまいます(笑)

人間はどうでしょう?

確かに命の危険にさらされる場面もありますが、日常生活の中でそういった緊急事態はほとんどありませんよね?

誰かに何か言われたり、辛い状況が発生したりした時に、反応的にならない=感情に流されないと言った“選 択”が出来るのです!

選択が出来る人間だからこそ、人が人らしく、自分らしい人生を歩むことが出来るのです。

この「一時停止ボタン=スペース」の一番先頭に来るのが“自覚の能力”です。

何か刺激を受けても「ちょっと待てよ。この感情は(状況は)何だろう?」とその場で反応せずに一旦横に置くこと。

言われたら言い返す、やられたら倍返しだ!(笑)・・・これは刺激即反応パターンですよね?

では、この“自覚の能力”どうしたら高めて行けるのでしょうか?

次回にお話しさせていただきます。

 

 

 

 

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