第171回:「刺激と反応の間」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

何らかの刺激(私たちの身の回りに起こる様々なできごと)を受けた時に、反応の仕方には二通りあります。

  • 刺激に対して即反応してしまう刺激⇒反応のパターン。

これは動物本来が持っている反応パターンで、例えば敵に襲われた時に“闘うか逃げるか”を瞬時に決める反応です。考えると言う選択肢はありません。

  • 人間のみが持っているとされる4つの能力を使って、自分の反応を「選択する」刺激⇒選択⇒反応のパターンです。

人が人らしく、自分らしい人生を生きて行くためには、この選択(=スペース)が使えるか?使えないか?で大きく変わって来ます。

この選択(スペース)には、自覚・想像・良心・意志と言う4つの能力が入ります!

刺激を受けた時に、感情に流されることなく、「ちょっと待てよ」と感情を自覚、この場面ではどんな選択をするのが良いのだろう?と選択の結果も想像して、自分の価値観と合っているのか?と良心に問うことで“取捨選択”能力も高まり、最後に「よし、やろう!」という意志の力を持って行動する。これが4つの能力が働いている状態です。

コヴィー博士は言っています。

「命の次に大事なこと。それは人間には選択の自由があることだ」

次回からは事例も交えながら、この4つの能力について見て行きます。

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