第272/365回:「ゆったりと待つ」-14

児玉伸也のブログ

「共感による傾聴」を更に具体的に実践するためのテキストとして、赤羽雄二さんの「自己満足では無い“徹底的に聞く技術”」を取り上げ、「アクティブリスニング」を学んで行きます!

アクティブリスニングとは?

「共感による傾聴」をさらに深堀して、実践する“4つのプロセス”です!

4つのステップを経ることで“すべての悩みを解決する”と言う「自己満足では無い“徹底的に聞く技術”」の著者:赤羽雄二さんが考案された“人間関係改善⇒問題解決のためのコミュニケーションスタイル”です。

4つのステップとは?

ステップ①~相手の話しを真剣に本気で聴くことで、信頼残高の預け入れが貯まりま
す。

ステップ②~必要に応じて相手を“委縮させないように”質問させていただくことで、お
互いの理解が深まります。

ステップ③~真剣に聴いた結果、“問題の本質”が見えてきます。

ステップ④~アクティブリスニングを極めることで、“自然に解決策”が見えてきます。

注-1:書籍では「聴く」⇒「聞く」と表記されているので「聞く」と表記させていた
きます。
 -2:ブログ誌面の都合上、書籍のポイントのみを引用させていただいたり、言い回し
   をアレンジさせていただきます。

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沈黙にはいったときに駄目な態度・・・

多くの人は(沈黙にはいったときに)3秒も待たずに話を始めてしまうようです。5秒待つ人は良い方でしょう。

質問しておきながら・・・「あ、それでね、これはね」「むずかしいかもしれないけど、僕はね○○」「私ってさあ○○」と間髪入れずに話し続けるので、相手には話し出すきっかけがなくなります。そうなると、相手に話す気持ちがあっても、言い出せないと思います。

部下や悩みのある方だけでは無く、あまりおしゃべりではない方にとっても話し始めることにはハードルがあるからです。

質問されて何とか考えをまとめて話し始めようとしていたのに、全然待ってくれない!すぐにまた話し始めた!とすると、「別に聞きたい訳ではないんだな」と感じてしまいます。

そうなると話す気が無くなりますよね。本音を話するはるか以前の問題です。

確かに10秒以上待つのは落ち着かないと思いますが、少し頭を切り替えてのんびり待ってみてはいかがでしょうか?1分でも3分でもなく、ただの10秒です。

ゆっくり待てない理由として・・・“そもそも意見を聞く気が無い”

質問は形式的にしただけ。一方的に話したいだけの人はだいたいこれです。あるいは、意見があるなら聞きたいが、実はそこまで求めていない・・・多くの上司にありがちです。

あるいは、意見を聞きたいがすぐに言ってくれないなら仕方がない、と思ってる人も多いでしょう。スピード重視で気の短い人にありそうです。

さらには、悪意はないものの、単にせっかちですぐまた話し始めてしまう方も多いかもしれません。

どれも残念なことですが、“悪意がない”というのであればぜひ待ってみてください。

「何か言わないといけない」と思うのは、特に意味のない習慣なのかもしれません。

ゆったり待つポイントとして・・・

①温泉にでも浸かって体を伸ばしている時のように、リラックスして自然体でいれば割とできる。

威張りたいとか、自分が上だと見せたいとか、そういう雑念を捨てる。

相手の話しを聞いたから損をするわけではない、と考える。

④会話は“戦いではない”と考える。