第204回:特別投稿~「パワハラから身を守るには?」-5

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

特別投稿として「7つの習慣」を一旦お休みさせていただいて、パワハラに関して投稿させていただいております!

自社の相談窓口に相談してみたものの、何も変わらないどころか告発したことが加害者にバレてしまい、更に辛い思いをする「相談なんかするんじゃなかった」・・・あるあるです!

特定の人間のみがパワハラを行っていて、更に上の上司に相談できるような企業であれば、まだ救われますが、相談窓口が機能していない企業では、企業全体がパワハラ体質が風土として根付いていて、社内で救いを求めるのは先ず不可能です!

そして、そのような企業では前回も書きましたが、“明日は我が身”で見て見ぬふりをする社員が殆どです。

では、行政機関に相談すれば良いのか?となりますが、これも対応する職員によります。

本当に親身になって話を聴いてくれる方もいますが、中には「相談するんじゃなかった」と相談したことを後悔するような担当者もいます。

周囲に相談する人が居ない場合、ご家族(両親も含め)がいらっしゃる方は、先ずはご家族に現状を話してみてください(お子さんが小さい場合は、配偶者の方は話を聴く余裕が無い場合もありますが)。

「家族に話すと迷惑がかかるから・・・」と躊躇してしてしまう方(特に男性)もいらっしゃいますが、一番身近で、一番信頼の置ける人間が家族だと思います。

具体策は出なかったとしても、家族に話すことで、気持ちが少しは楽になり、家族も親身になって話を聴いてくれる、「そんな会社辞めてしまいなよ」等声掛けをしてくれる例もあります。

ある相談者の方が、やはり家族に話すことを躊躇されていたので、「勇気を持って話してみてください」と助言したところ、息子さんに現状を話した結果、「話してくれて有難う、嬉しかったよ」と言ってくれて、今後のアドバイスまでしてくれたケースもあります。

ご本人も「話して良かった。気持ちが楽になった」「今後の動き方が見えて来た」とおっしゃられていました。

“一人で抱え込まないこと”・・・これが鉄則です!

家族に話をすることで、ひょっとしたら家族が専門家や安全基地であるコミュニティーを知っている、紹介してくれることもあります。

そして、この投稿を読んでいただいた方で、現状パワハラで辛い思いをされていましたら、毎週水曜日の20:00~私が開催している「パワハラから身を守るには?」@クラブハウスでお話してみて下さい。

その場での解決には至らなかったとしても、今後どのような行動を起こせば良いのか?ベストな策を一緒に考える機会にはなります。

現在はSNSを通じて、様々な専門家や安全基地となっているコミュニティーも探すことが出来ます。

最初の一歩は(何度も言いますが)「声を出すこと」「SOSを出すこと」です。

 

コメント