第141回:「セルゲイとラリー」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

シナジーは一人で作り出すことは出来ません。「私」ではなくて「私たち」が必要なのです。

ところが、2人以上が集まる組織に置いても「私が・・・」「私が・・・」と「私たち」の存在を無視してしまっているので、欠乏マインド(パイは人数分しかない、早く取ったもの勝ち)に支配されてシナジーが生まれなくなるのです。

せっかく、個性豊かな人たち、意見の違う人たちが集まっているのに、何ともったいないことを!と思う場面がしばしば見受けられます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

米国にセルゲイとラリーと言う二人の青年が居ました。

二人ともコンピューターが大好きな青年同士でしたが、一向に打ち解けないどころかお互いに「嫌な奴だ」と思っていました。

どんな話題でも反対の意見を言い合い、その内にその言い合いが楽しくなって来ました。

性格も考えもまったく異なる二人が、いつの間にかこの反対意見を言い合うことで親友となりました。

インターネットの新しい検索方法を模索するために、二人は大量のPCが設置出来るように大学寮の一室を借りて日夜研究に没頭しました。

それから何年か後に二人はあるコンピュータープログラムの会社を創設しました。

その会社の名前は・・・・・Google社と言います!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

性格も考えも異なり、ぶつかりあっていた二人の青年が”違いを認め合い”、お互いの弱いところを補い合って、PCの新しい可能性が生まれることを信じて協力した結果、私たちが日ごろからお世話になっているGoogleが誕生したのです!

次回からは「シナジーを創り出す」のまとめに入って行きます。

コメント