習慣化の秘訣その2

児玉伸也社会保険労務士事務所 児玉伸也のブログ

今日は、御前崎市在住の社労士、児玉伸也です。

本日は、昨日に引き続き”習慣化の秘訣その2”と題して投稿させていただきます!

本日の一言・・・

先ずは小さな一歩から始めよう!

昨日は何かをやろうと決意しても挫折する理由が”脳は変化を嫌う”からと書きました。

では、脳をだまして?新しいことを習慣化するにはどうすれば良いのでしょうか?

ある心理学者が、子供の就寝時間を1時間早める(22:00→21:00)実験を行いました。

最初はのっけから1時間早めて、21時には布団に入るようにさせたのですが、当然ながら子供たちは布団に入っても目はぱっちり、全く眠る気配はありません。

次の日から1日1分ずつ21:59→21:58→21:57・・・21:00と二カ月かけて就寝時間を早めて行ったところ、最後には21:00になると子供たちは睡眠に入り、たまに「今日は遅くまで起きていても良いよ」と言っても、21:00になると「もう、眠い」と子供たちの方から布団に入るようになったそうです!

このことからも判るように、急に大きな目標、大きなチャレンジをしようと思っても、脳にばれてしまい、習慣化することは難しいと言う結果が脳科学、心理学の世界でも今や定説とされています。

新しいことを習慣化する秘訣は・・・

①いきなり大きな目標を立てないこと。

例えば、明日からウォーキングを1km始めようと思っても脳は否定に入ります。

先ずは家の周りを1周回るとか短い距離からスタートして、徐々に徐々に距離を伸ばしていく。

こうすることで、脳は変化に築かないのでいつの間にか1km歩けるようになります!

ウォーキングに限らず目標設定は先ずは実現可能な小さなステップから。

②頑張った自分を褒める。

自分を褒めることでドーパミンが分泌されて、「良し、明日も頑張ろう!」と言う意欲が湧いてきます。

③新しいことを実践する時間を決める。

1日の中でこの時間帯・・・例えば朝起きてからとか、就寝前とかに組み込んでしまって、顔を洗ったり歯をみがいたりするのと同じようにルーティーンの中に入れてしまいます。

④習慣化は”21日”

21日継続出来たら、習慣化される割合が高くなるそうです!

この21日間は意志の力や、気合?が必要な場面も出てくると思いますが、21日間はやり遂げてみてくださいね。

⑤仲間を作る。

同じ目標を掲げている仲間を作ることは、習慣化に一番効果があります!

今は全国どこに住んでいてもネットでつながれる時代。

FBグループやクラブハウス等、お互いに1日の振り返りが出来る仲間を見つけて継続することは、習慣化だけでは無く人との輪を広げたり、コミュニケーション力を培う上でも効果があります。

有料となりますが”みんちゃれ(みんなでチャレンジ)”と言うアプリは非常に仲間を探しやすいです!

⑥お金をかける。

これは賛否あるでしょうが・・・実際にただほど安いものは無い!

セミナーにしても無料セミナーと有料セミナーでは得られる知識や情報も全く違うし、人間”お金をかけたのだから元を取ろう”と言う気持ちが働きます。

有料セミナーで居眠りしている人は余りいないですよね(笑)

⑦一気に増やさない。

新しいことを一気に3つも4つも増やすと、そのことについて考えただけでモチベーションが下がってしまいます。

新しいことは一つに絞り、3カ月間は他の習慣を入れない!

脳科学の世界では、最高でも1年に4つまでと言われております。

 

以上、習慣化の秘訣に関して書かせていただきましたが、格言う私自身は1年間で4つの新しい習慣に挑戦し、今ではすっかりルーティーンとなってしまい、やらないと”寝る前に歯磨きをしない”くらいに気持ちがすっきりしなくなりました(笑)

最後にイチローの言葉で締めさせていただきます・・・

「少しずつの積み重ねでしか、自分を超えていけないと思っているんですよ。一気に高みにいるとすると、今の自分とギャップがありすぎて、それを続けられない。地道に進むしかない。ある時は後退しかしない時もあるので、自分がやると決めたことを信じてやっていく。でも、それは正解とは限らない。間違ったことを続けているのかもしれない。遠回りをすることで、本当の自分に出会えると思っている。」

あの、イチローが世界のイチローになった背景には、こうした”意識”や”考え”があったのですね!

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