第306/365回:「4つの自叙伝的反応」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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人の話が聴けない主な理由は、4つの自叙伝的反応が出てしまうからでした。

復習します(笑)

4つの自叙伝的反応とは、相手が聞いて欲しいのに、自分の立場や経験から・・・

①評価する:「賛成」とか「反対」とか。

相手はただ話を聞いて欲しいだけなのに・・・「私は反対です」「それは駄目だ」「その考えは良くない」などなど。

②探る:取り調べのようなもの。誘導尋問のように質問する。

相手はただ話を聞いて欲しいだけなのに・・・「本当は○○と思っているのでは?」「考えすぎじゃない?」「本気でやっているのか?」などなど。

③助言する:余計なアドバイスです。

相手はただ話を聞いて欲しいだけなのに・・・「こうやった方がいいと思うよ」「そのことに関しては○○だろ」「大学は行っておいた方がいい」などなど。

④解釈する:自分本位の勝手な解釈。

相手はただ話を聞いて欲しいだけなのに・・・「あなたのためを思って言うけど」「だからいつもそうなんだよ」「白いカラスなんているわけがない」などなど。

特に男性の場合は、③の助言する傾向が非常に強いですね。

白黒つけたくなってしまう。女性は答えを求めているわけではないのに、ただ聞いて欲しいだけなのに・・・

勿論、専門家として尋ねられた時に黙って聞いているのはNGです(笑)

そこは、的確なアドバイスを送ってください。

“共感による傾聴”は相手を理解できていないと感じたとき、相手の感情が高ぶっているとき、問題の核心にせまったとき、相手がただただ話を聞いて欲しいときなどに有効です。

ごくごく普通の会話や雑談、専門家としてのアドバイスを受けたとき、信頼関係が十分に築けているときなどは逆に行わない方が良いです。

「言葉だけで人を理解しようとしてもうまくいかない・・・自分の眼鏡(パラダイム)を通して相手を見ていたら、なおさらである。何とか自分のことをわかってもらおうとしている人にとって、相手の自叙伝的反応がどれだけコミュニケーションを妨げているだろうか」完訳版 p359