第69回:第3の習慣~時間管理のタスク-4

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

・第Ⅰ領域:この第Ⅰ領域に入るタスクは、一番最初にこなさなくてはならない緊急性も重要度も高い事柄です!しかし、この領域にばかり時間が掛かっていると常に業務に追われ・・・結果、疲れ切り、疲弊し、ストレスも常にMAXな状態となってしまいます。最悪、燃え尽き症候群となりメンタル疾患のリスクも高まって来ます。自宅に帰っても何もやる気が起きずにダラダラと第Ⅳ領域に逃げ込むことが日課となってしまいます。

・第Ⅲ領域:この領域は”人気取りの領域”とも呼ばれています。本来あなたがやらなくても良い業務まで引き受けるはめになったり、頼まれると「No」と言えなくなり、他者に振り回されるようになります!結果、短期的な視点でしか物事を見れなくなり、被害者意識が強くなります。最も「緊急中毒」に陥りやすい領域です。

・第Ⅳ領域:ダラダラと過ごすまったく生産性の無い領域。”関心の輪”ばかりに気を取られ、主体的な人生を歩むことが出来なくなります!最も削ることが大切な領域。

・第Ⅱ領域:緊急性は低いが最も重要とされている領域。この第Ⅱ領域に時間を掛けることにより、リスクを軽減するための十分な準備・計画・予防が出来るので、第Ⅰ領域である緊急&重要な事柄に遭遇しても、大地に根差した大木のように揺るぎない自信と経験、スキルを手に入れることが出来ているので、冷静にものごとの本質を捉え、指示を出し行動することが出来る。

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さて、如何でしょうか?

「友人や同僚と飲みに行ったり、ランチに行ったりする時間や、音楽を聞いたり、映画を見たりする時間は第Ⅳ領域なのですか?」との質問を良く受けます。

第Ⅱ領域には心身のリフレッシュや人間関係の構築などの事柄も入っていますので、それがあなたの心の安らぎや、人間関係を築く上で大切な時間であれば当然に第Ⅱ領域の活動となります。

どの領域に入るのかは、他者が決めることでは無く、自分自身で人間だけが持っている4つの能力(自覚・想像・良心・意志)に問いかけ、原則に外れていないか?を確認することが大切なのです。

バランスが大切だと「7つの習慣」では書かれています。

人間ですからたまに羽目を外すこともあるでしょう!何もやる気が起きない時もあるでしょう!・・・原則から外れなければ良いと私は思います。

原則中心のライフバランスを過ごされている皆さんは、一時的に流されるようなことがあっても、何時でも本来の原則の内側に戻ってこれるのです!

しかし、この第Ⅱ領域の活動が大事だと頭では判っていても、中々行動に落とし込めない方々が多くいらっしゃいます。

常に「時間が無い・・・」と時間との競争に疲れ果てている方々が多くいらっしゃいます。

「第Ⅱ領域は・・・人間関係を育てる、身体を鍛える、予防メンテナンスを怠らない、準備する。こうした活動はやらなければいけないとわかっていても、緊急では無いから、ついつい後回しにしてしまうことばかりだ。効果的な生き方の出来る人は、これらの活動に時間をかけているのである」by S・コヴィー

 

どうすれば第Ⅱ領域の活動に時間を掛けられるようになるのか?続きは次回に・・・