第187回:「主体的になるための段階」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

自覚・想像・良心・意志の4つの能力(スペース)を意識して使えるようになったら、やっと第1の習慣「主体的である」ことの若葉マーク💦

さて、レベルが上がっていくとどうなるのか?をお伝えします。

第2段階になると、仕返しはしない、やり返さない・・・と言うような選択が出来るようになる⇒反応的にならない状態が維持できると言うレベルですね。

第3段階のレベルになると、許しを求めるようになります⇒誰に対しても素直に謝罪が出来るレベルです。

第4段階は、他人を許せるようになる⇒相手を許すことが出来るようになることです。

第5段階は、親を許せるようになる⇒子供の頃酷いことをされた親に対しても、その親を許せるようになると言うことですね。しかし、これは相当難易度が高いと思います。

「毒 親」に関する本を何冊か読みましたが、(DVやネグレクト、虐待、近親相姦等)自分に被害を与えた親は許す必要は無い。

親が真摯に謝罪をしてきて、二度と同じ態度は行わない、あなたのためにも更生を誓うと心から反省し、謝罪し、守れたら“許す”ことは出来るかもしれませんが、ほとんどの「毒親」は自分が子供に対して行った罪を認めず、責任を負うこともせず、場合によっては「あなたのためを思って・・・」と開き直り、永遠に子供のせいにします。

親を許すか?許さないか?の免罪符を持っているのは、親では無くて子供の方なんです。

日本では例えどんな親であっても感謝の心を持ちなさいと教えられて来ましたが、被害を受けた子供が立ち直るためには、親との関係を断ち切ることも大事であると!

「その考えは間違っている!」と言う方がいらっしゃいましたら、「毒になる親」著:スーザンフォワードを読んでみてください。

時間はかかりますが「親は尊敬すべき存在」と言う“刷り込み”から解放されます。

さて、話が脱線しましたが、第6段階になると、既に亡くなった親を許せるようになるのですが、これも上述した通り「毒親」は亡くなってからも、記憶と言う呪縛で被害者である子供を苦しみ続けます。ですから親を許せると言うレベルは最もハードルが高いと思います。

勿論、まともな愛情をそそいで子供を育ててきたのであれば、親に感謝の気持ちが抱けない子供は自立出来ていない(依存の状態から抜けられていない)ということにつながるのですが・・・

自分の大切な人を殺した殺人犯を許しなさい!と言うレベルと同等だと思っていただければご理解いただけるかと。

最後に、最上級レベル=第7段階(達人レベル)になると、他者に腹を立てないことを選択出来るようになります⇒これはどんな時でも、他者や環境のせいにしない自責思考を常に持てるレベルですね。

コヴィー博士、本当に厳しいです(笑)

スペースを使って、感情に支配されずに、他者や環境のせいにしないで、自分の言葉や感情は自分が支配し、自責思考を持てることが第1の習慣を実践出来ることになるのですね。

先ずは“状況を客観的に捉え、感情的にならない!”と言うことを目指しましょう!

コメント