第199回:「終わりを思い描くとは?」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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「終わりを思い描く」とは、自分が最終的にどんな人生を生きたら後悔なく、最高に幸せな人生を送れたな~~と想像することです。

書籍では自身の葬儀の場面を想像して、家族や友人・知人・同僚などから、こんな弔辞を言ってもらえたら最高の人生、悔いのない人生を送れたな!と、その弔辞を書き出すことにより、自分の「終わりを思い描き」ます。

属性の違う3人の大切な方を決めて、最高の弔辞を読んでもらう。

「7つの習慣」セミナーでは必須の研修です!私は10回くらいやりました(笑)

ただし、「そんなに先のことは想像できない」ですとか、「死について考えると辛くなる」と言う方もいらっしゃいますので、例えば自分が掲げている目標、成し遂げたい夢が最高の形で実現した時、理想を超えた形で実現した時、3人の大切な方からどんな言葉をかけてもらえたら「本当に頑張ったんだな~!自分」と思えるのか?

勿論、そんな言葉絶対にかけてくれないよ!と感じる方もいらっしゃると思いますが、ここは“想像の領域”です。

現実問題言ってくれる可能性はほぼゼロであったとしても、あの人にこんなセリフを言ってもらえたら、滅茶苦茶嬉しい!と思えるか?想像して書いてみてください。

私も3人の中の一人に妻の名前を入れており、私に対する弔辞で「あなたは愛情と優しさに包まれた人でした。あなたと結婚出来て幸せでした。もう一度生まれ変わってもあなたと一緒になりたい」と弔辞で言ってもらえたら、悔いのない最高に幸せな人生を生き切ったんだな!と想像しました(お恥ずかしいですが 💦)

3人からの弔辞やねぎらいの言葉・・・本気で想像して書き出してみると涙がこぼれて来ます!!

先ずは「終わりを思い描く」ことによって、自分の最高の生き方を見つめなおし、その実現に向かって一つ一つ目標を掲げて行く。

「終わりを思い描く」ことで、道に迷いそうになった時も、ぶれそうになった時も、また本道に戻ってこれます。

そして、3人の大切な方からの言葉をセリフベースで書き出すことによって、そのセリフの中に人間関係に置ける「自分が大切にしている価値観を表す言葉」がきっと見つかります。

頭の中のストッパーをすべて解除して、想像力を思いきり膨らませて考えてみてください!(^^)!

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