第202回:「特別投稿~パワハラから身を守るには?」-3

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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「パワハラから身を守るには?」~闘う編となります。

こちら余り推奨はいたしません。何故かと言いますと、個人対企業と言う多勢に無勢の闘いを強いられるからです!

「あっせん」「調停」で片が付くのであれば闘い方としては在りだと思うのですが、訴訟まで行くと、とんでもない時間と労力・精神力が必要となって来ます。

勿論、自分の大切な家族が過重労働&パワハラで会社に殺された場合ですとか、自分自身も度重なるパワハラ行為によって体調も壊し、メンタルも崩壊してしまった様な極めて悪質&重大なパワハラに対しては、提訴も視野に入れた闘いは悪徳企業に懲罰を与える意味でも在りだと思います。

「転んでもただでは起きない」「あのパワハラ上司とそれを黙認してきた会社にも一泡吹かせてやりたい」と言う思いも理解出来ます。

しかし、最初に考えていただきたいことは、「何のために、何を目的に闘うのか?」「自分の目指すゴールは何処なのだろうか?」「自覚・想像・良心・意志の4つの能力」を活用して「終わりを思い描き」、感情に流されることなく、本心から望む成果を見つけていただきたいのです。

闘うためには証拠集めも必要です。代理人も立てなければなりません。費用もかかります。そして何よりも絶対に闘いぬくんだ!と言う強い“意志の力”が必要となってきます。

何も泣き寝入りしろと言っている訳では御座いません。

闘うのか?闘わずして戦略的撤退(=離職)を選ぶのか?の選択をご自身で“決断する”ことが第一歩です。

あなたは一人ではありません!必ず応援してくれる仲間がいらっしゃいます!安全基地となるようなコミュニティーも存在しております。

私が毎週水曜日20:00~クラブハウスで開催している「パワハラから身を守るには?」も、こうした安全基地コミュニティーの一つです。

相談内容によっては公的機関や専門家をご紹介することも出来ます。

行動編としては・・・

①先ずはご自身の体調(メンタル面も含めた)を最優先に考え、必要によっては心療内科に行き医師やカウンセラーに話を聞いてもらう。診断してもらう。
②同時進行で、相談できる“第三者(出来れば社労士や労働問題に強い弁護士などの専門家)”を探す。

この2点は闘うにしろ辞めるにしろ大切なプロセスです。