第86回:第4の習慣「win-winを考える」~人間関係6つのパラダイム-1

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

人間関係に置いては、win-winシチュエーションも含め、6つのパラダイムがあります。

先ずはこの6つのパラダイムについてお話させていただきます。

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①win-win:お互いに取って最も有益な解決策を考えると言う、自分も相手も勝者の関係。長期的・将来的に人間関係に置いて最も有効な関係。

②win-lose:何があっても相手に勝つと言う関係。人生はゼロサムゲームと考え、自分が勝者になり相手は敗者になる関係を目指す。「何があっても相手に勝つ」と言う姿勢。

③lose-win:常に自分を犠牲にして、相手に花を持たせる関係。日本の伝統文化?でもある(笑)自分の意見を主張すると言う”勇 気”が欠如している状態。「私は何時も踏み台にされる」と言った思いから被害者意識が強くなり、最悪メンタルが病むことも。

④lose-lose:「自分が勝てないなら、相手にも勝たせない」足を引っ張り合う関係。終始、相手への嫉妬心を燃やし批判する。”勇気”も”思いやり”も欠如している状態。

⑤Win:「自分さえ勝てれば、相手がどうなろうが関係ない」自分の欲しい結果だけを求め、常に自分のwinを最優先している状態。

⑥win-win or no deal:「双方が納得する策を見つけることが出来ないのであれば、取引しない」ビジネスでは有効な関係。win-winの高い次元の考え方であり、相互に不愉快な気持ちを持たずに合意できる。

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以上、6つの人間関係のパラダイム。いかがでしたか?

大事なことは”常にwin-win”でなければならない!と言うことではありません。その時の状況に合わせてどのパラダイムを選択するのか?を考えることが大事です。但し、どのパラダイムを選択するにしても、その結果については自らが責任を負うことは言うまでもありません。

ただ、長期的・将来的に相互依存の人間関係を築きたければwin-winが最も有効である!と言うことです。

各関係についての深堀は次回からお話させていただきます。

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