第251/365回:「信頼されるに足る人間になる」

7つの習慣 児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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「人から信頼されたければ、信頼されるに足る人間になること」とコヴィー博士は言っています。

信頼残高に預け入れをする行為が必要です。

具体的にどんな預け入れをすれば良いのか?まとめました。

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①約束しそれを守ること・・・初めの一歩はもうこれに尽きます!「第1~第3の習慣を実践することとは“約束を守ること”と言う一言に尽きる」とコヴィー博士は言っています(完訳版 p478)

そして、第8の習慣ではこんなことも言っています。

「私は、約束を果たすためにどんな代償でも払う覚悟が無ければ、“約束する”とは絶対に言わないようにしている」第8の習慣 p281

“守れない約束はしない”と言うことも大切。

②正直と誠実・・・人をだましたり、あざむいたり、裏をかいたり、人の尊厳を踏みにじるような言動をしないこと。

③親切と礼儀正しさ・・・次の四つの言葉を心から自然と言えるようになれば、人は心を開く。「お願いします」「ありがとう」「あなたを大切に思っています」「力になれることはありますか?」

④期待を明確にする・・・期待を裏切るの反対。相互尊重・相互理解に徹し、誰がどんな役割をするのか?その役割の最終目標は何か?を明確にする。

⑤その場にいない人に忠実である・・・その場に居ない人の悪口や陰口を言わない・聞かない。むしろ「○○さんもこんな良いところがあるんですよ」と擁護し、守ろうとする態度。難しい場合はその場を立ち去る。

⑥謝る・・・相手が誰であっても心から真摯に謝る姿勢。

⑦フィードバックを行う・・・ポジティブなフィードバックは勿論ですが、なかなか言いにくいネガティブなフィードバック(相手を責めたり、決めつけたりするのではなく、“私は”こう感じます!こうした方が更に良くなると思います!とIメッセージで伝える)は、更に信頼性を高めます。

⑧許す・・・個人的には最も難しいことだと感じています!自分を許し、他者を許すこと。先ずは“水に流し”そして“忘れ”最後に“前に進む”ことで完結する。

⑨先ず相手を理解する・・・「約束を守る」と並んで、大切な預け入れ。共感による傾聴を実践し、相手の視点に立ち、相手を理解しよう!理解したい!と本気で願いながら相手の話しを聴き・見て・感じる姿勢。

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如何でしたか?

①~⑨まですべて完璧に出来る人などいないでしょう。「やろう!」と決意し、実行に移すことで私たちの信頼残高の預け入れはどんどん高まっていきます。

「学び」「決意し」「実行する」の成長の螺旋階段を登り続けて行くことが肝要です。

 

 

 

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