第208/365回:「目標設定とミッションステートメントの違い」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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365日連続投稿を新たな挑戦として掲げて来た当ブログ。今回よりタイトルの回数を365分の○○回としてみました!

目標値の見える化=カウントダウンです(笑)まだ遠いですが・・・💦

さて今回は・・・

「目標設定」「ミッションステートメント」の違いについて説明させていただきます。

「ミッションステートメント」のお話をすると、「目標設定」と混同してしまう方がいらっしゃいます。

「ミッションステートメント」とは、ある意味人生に置ける最終的な「目標設定」と言えないことも無いですが・・・

「ミッションステートメント」とは、“自分の人生に置ける重要な価値観と原則を成文化したもの”とあります。

つまり、「人生の終わりを思い描いた時に」最後に成し遂げていたい、あるいは後世に残して置きたいことを成すために、自分に取って大事な原則や価値観を文章や図で書き示したもの。

日々の生活の中で、道に迷った時や、方向性を見失ないそうになった時に、そこに戻ればまた自分が歩むべき方向を指し示してくれる、自身の中の不変の地図となるものです。

「目標設定」と言うと、今年はこれを達成します!のような行動宣言に近いものと言った印象を受けるのですが、その目標を達成するためにどんな価値観を持って、どんな原則と照らし合わせて達成するのか?を明文化したものとも言えるでしょう。

ただ、「目標」とは必ずしも自分の心の中心からどうしても成し遂げたい!と言うことばかりでは無くて、営業ノルマを達成する!のような“与えられたもの”と言う側面もあるでしょう。

勿論、そのノルマを達成することが自分に取って心から成し遂げたいことであって、自分の価値観や良心に従っていて、そしてそれを原則と比べても「これが重要だ」と感じることが出来れば、それも“ミッションステートメントに落とし込む”こともありです。

原則から外れていなければ、正解も間違いも無いのが「ミッションステートメント」

ポイントは心から成し遂げたい!と思えるものかどうかです。

もう一点付け加えますと、それを成すことが自分に取っても、周囲に取っても、”長期的・継続的に良い成果をもたらすもの“であるものなのか?を考えていただくことです。

「ミッションステートメント」は一度作成したらそれで終わりと言う類ではありません。

定期的に見直しをして、以前はこれを自分の「ミッションステートメント」として掲げて来たけど、再度見直してみるとこちらの価値観に従って、この原則に照らし合わせた方がしっくりくると、更に自分が納得するものに作成し直すことも出来るのです。

 

 

 

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