第209/365回:「原則と価値観を照らし合わせてみる」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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「原則」と自分の「価値観」を照らし合わせる・・・でも、どうやって?

以前、「健康であることに価値を感じる」(価値観を見出す)ことを例に挙げて、上記5点と照らしあわせてみてくださいとの説明を致しました。

「健康であることは」上記①~⑤のすべてに当てはまりましたよね?

即ち、「原則から外れていない」と言うことです。

自分が大切だと思っている「価値観」を上記5点と照らし合わせてみると、それが「原則」に合っているのか?外れているのか?が明確になります。

何度も例に出しますが「強盗団には強盗団の価値観がある」・・・「どんな手段を使ってもお金を手に入れる」と言う価値観です。

上記5点と照らしてどうでしょうか?

確かに強盗団の「価値観」は①万国共通で不変なものと言えるかもしれません!?

しかし、その他②~④と照らし合わせてみると、何れ捕まるか死刑になるかと言った質の低い結果を生みだし、強盗団がそれを理解していまいが、受け入れていまいが、必ず刑罰が下ると言う作用を及ぼし、そのことを理解していないので、彼らに大きな力(自分にも周囲にも長期的・継続的な良い成果を得る)は与えてくれません。

物理的な法則でもある善い原則に反していると、待ち受けている不幸な結果には逆らえないと言うことですね。

同じように「お金を稼ぐ」ことに「価値観」を見出している人もいます。

自分が努力して頑張って手に入れたスキルを使って、人を喜ばせたり、幸せにすることによって「お金を稼ぐ」ことは、上記①~⑤のすべてに当てはまります。

つまり「原則」から外れていない!ですよね。

このように、自身の価値観と原則を照らし合わせて行くと、どのような目的を持って、どのような人生を歩んで行けば良いのか?が自然と見えてきます。