第210/365回:「順番が大事!」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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「7つの習慣」は一つ一つの習慣ごとに順番に書かれている訳ですが、実は単体では無くてすべてつながっているんですと言うお話です。

これはアイキャッチ画像にもあります「成長の連続体」の図を見ても明らかです。依存⇒自立⇒相互依存と。そして、順番が大事!とコヴィー博士も言ってます。

いきなり第5の習慣である「共感による傾聴」を実践しても出来ないことは無いです。

しかし、本当に相手の身になり、相手の視点に立って、相手を理解しようと思って話を聴くためには、自分自身が「私的成功」を納めていることに加えて、相手の視点に立つと言う自らが「大きなパラダイムシフト」を起こせる能力が無ければ、高い効果性は得られません。

第6の習慣である「シナジーを創り出す」も同じです。

質の高いシナジーを創り出すためには、良好な信頼関係や違いを認め合うと言った人間関係に置ける原則は必須です。

「私的成功」を納めた自立した人間同士だからこそ、相手を尊重し、自分の意見も言える=“勇気と思いやりのバランス”が持てるのです。

「7つの習慣」はすべてつながっています。そして、真の効果を得たければ順番が大事なのです!

第1の習慣を完璧にしてから第2の習慣に進みましょう!と言うことでは御座いません。

理解し、実践しながら各習慣や原則を会得していくと言う努力が大切なんですよ!と言うお話でした。