第214/365回:「リーダーシップとマネジメントの違い」

7つの習慣 児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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皆さんは、「リーダーシップとは?」と問われたらどうお答えになりますか?「マネジメントとは?」と問われたらどうお答えになりますか?

リーダーシップやマネジメントに関する書籍は沢山出ているので、説明も様々。

ではコヴィー博士の言うところの「7つの習慣」で定義されている“リーダーシップとマネジメント”とは?

「梯子が正しい場所に掛かっているかどうかを判断するのがリーダーシップであり、成功の梯子を効率的にうまく登れるようにするのがマネジメントである」完訳版P123

個人でも組織でも人間関係に置いても・・・「自分(たち)はどこに向かうのか?」「この人とwinになるとはどういうことなのか?」が判っていなければ、その先に進むことは出来ません。

*人間関係に置いては”急がば回れ”です!じっくりと時間を掛けなければ信頼関係は構築できません(これについては、また後日じっくりと説明いたします)。

そして、如何に効率よくそこに辿り着けるのかが判らなければ、無駄なことばかりに時間を費やしてしまいます。

「お~~い、そっちは間違っているぞ!こっちが正しい道だ」と方向性を指し示す(効果性)ことがリーダーシップであり、「(道を進むために)この木は手で切り倒すよりも、斧を使って切り倒した方が効率が良いぞ!」と”効率性”教えてあげることがマネジメント。

そして、大切なことは先ずリーダーシップ在りき・・・リーダーシップ>マネジメントの順番です。

方向性が定まっていなければ、どんなに優れたマネジメントが揃っていても使い方が判らない!

第2の習慣である「終わりを思い描く」こととは、自分の人生に置いてリーダーシップ(=パーソナルリーダーシップ)を発揮すること・・・第1の創造(知的創造)で人生の準備・計画をし、自分が正しい方向に進んでいるか?自身の“内面にあるコンパス”を確認することです。

自分自身が自分の人生の創造主になることです。

その指針となるのが“原則”なんですね!

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