230418「最優先事項を優先する際に障害となるものは?」

児玉伸也のブログ

【07部紹介】

7つの習慣は成功を掴むために人格を磨く素晴しいバイブルですが、自分の葬式を思い浮かべるなど長い期間での成長が必要です。そのため7つの習慣を読んでも、まず何から実践して良いか悩むことがあります。

ゼロ秒思考は元マッキンゼーの赤羽雄二さんが考案したA4メモ書き思考法です。頭の中のモヤモヤを書き出すことで、思考がどんどん早くなりなり即断/即決/即実行ができるようになります。

7つの習慣のインプットをゼロ秒思考で自分ごととしてアウトプットすることで、より具体的に7つの習慣を実践できるようになります。特に7つの習慣を読んだけど中々実践できない方や、文字ばかりで中々読み進められない…ゼロ秒思考って何?と言う人まで一緒に勉強していきましょう。

毎週日曜日8:07分よりクラブハウスにて開催中!

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今週は第3の習慣「最優先事項を優先する」からお題をいただきました。

“最優先事項を優先させるときにおいて、あなたにとって障害となるものは何ですか?それをかわすために工夫していることはありますか?“

実は私がもっとも苦手としているのも第3の習慣です!

最優先事項だとわかっていて、大きな石としてスケジュールに落とし込んでも、“緊急なこと(第Ⅰ領域)”が入るとすべて後回しにしてしまって、結局今週はできなかった・・・いや「やらなかった」というときもあります💦

「一番重要な習慣は自分にとって一番苦手な習慣である」とショーンコヴィー氏は述べていますが、まさに。

”緊急中毒・緊急依存症”とも呼ばれております(笑)

どうしても”緊急なこと=重要なこと”と思ってしまうのですね。

”緊急度””重要度”の二つの秤を使いこなすことが大事。

さらに言えば、自分にとっての本当に最優先にしたいこと=燃えるようなYesはなんだろうと明らかにして、それ以外のことに関しては「ノー」と言えるような状況を作って置かないと、常に緊急事態に振り回されて、家の中ではバタンキューで、第Ⅳ領域に癒しを求めるようになってしまいます。

「優先する必要の無い物事に“ノー”とはっきり言えるためには、あなたの中に燃えるようなYesがなければならない」「7つの習慣」p196

自分の人格を磨き続け、終わりを思い描くことで最優先事項を優先し、そしてそれを実行する・・・つまり第1~第3の習慣すべてを実践していなければ、”最優先事項を優先する”ことは難しいです。

今回もいただいたシェアの中から幾つかをご紹介させていいただきます。

◎自分にとっての最優先事項は明確であるが、「自分には無理」と思ってしまう気持ちが、一番のボトルネックである。
これを克服するために、毎日良いイメージを思い浮かべるイメージトレーニングを行い、ビジョンマップも作成した。
⇒厳しい状況が続くとどうしても弱気になって「自分には無理・できない」と考えがち(反応的になりがち)になるのですが、「自分はできる」と主体的な言葉に置き換えることによって、脳は実現に向かって動き始めます。
プロのアスリートもイメージトレーニングは、必須項目ですよね。脳に成功イメージを焼き付けるために、主体的な言葉を使うこと、イメージすること・・・大切だと思いました。

◎チームで最優先事項を実践する際に、自分はそれをやることが最優先事項だと思っていても、周囲はそう取ってくれない。人によって優先度の秤が違うので、どうやって気づいてもらえば良いのかが難しい⇒素直にIメッセージで自分の気持ちを伝えてみると良いのではとのご意見をいただいた。
⇒おっしゃる通り!第三者が絡んでくるとなかなか”自分にとっては最優先事項”と思っていることが理解してもらえないこと、あるあるですね!
やはり、アサーティブにIメッセージで自分の思いを伝えることも大切だと思います。

◎好きで始めたことが、いつの間にか義務になってしまい、「やりたい」という気持ちが「やらねば」に変わっていたことに気づいた。
⇒これもあるあるですね!最初は「やりたい」という思いで始めたことが、途中から「やらねば」と義務化してくる、結果としてそれを続けることが苦痛になってくる。
いったん休んでみること、他の視点からも「何のために?」と問いかけてみることも必要かなと感じます。

時間管理のマトリックスの話しになると、毎回話題にあがることですが、「この活動ってどの領域にはいるのだろう?」と。

自分自身がそれをすることに“価値がある”と感じることができれば、それは第Ⅱ領域の活動になるのでしょうね。

例えば現実から逃避するために飲むお酒の時間は第Ⅳ領域だと思いますが、大切な仲間とコミュニケーションをはかるときに飲むお酒は第Ⅱ領域になるような・・・

あるいは、「ご飯を作らなくては・・・」と義務に駆られて家族のご飯を作るのと、食べてくれる家族がいることに感謝という気持ちでご飯を作るのとでは、ここでも大きな違いが生まれてきます。

同じことをやるにしても、そのことに意義を感じることができるのかは大事ですね。

「緊急な用事が“良い”ものであっても、それを端から受け入れていたら、あなたにとって、“最良”のものに手が回らなくなる。あなたにしかできない貢献ができなくなるのである・・・多くの場合、“最良”の敵は“良い”である」「7つの習慣」p209

今回も素敵なお題とシェアを有難うございましたm(__)m

(連続投稿426日目)

 

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