第353/365回「価値観は変化するもの」

7つの習慣 児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最近、価値観の揺れですとか、価値観のアップデートという言葉をよく耳にします。

今回はこの“価値観”について、深堀りしてまいります。

価値観は人それぞれ(勿論、近い人はいますが)。

では、この価値観とはどうやって作られていくのかと言いますと・・・

人間は産まれたときは(当然ですが)、真っ白なキャンパスを持って産まれてきます。

段々と年数を重ねていくうちに、自分の中で価値観というものが形成されて行きます。

そして、そのほぼすべてが外からの刷り込み(親や教師やメディアなど)によるものなのですね。

子どもたちは「遊びたい」とは思いますが「遊ばなければ、遊ぶべき」とは思いませんよね、ところが宿題に関しては・・・「やらなきゃ・・・」「やらねば・・・」という思考を持っている子が多いのではないでしょうか?

中には勉強が大好きで「宿題やりたい」という子もいるとは思いますが。

毎日、親や教師から「宿題やりなさい」「遊んでばかりいないで勉強しなさい」と言われていたらそうなるのも当然。

まさにアウトサイドイン(言われたらやるが、言われなくなると止めてしまう)の典型的な例です。

外からの刷り込みは良い刷り込みもあれば、悪い刷り込みもあります。

悪い刷り込みの典型的な例としては、「~べき」「~ねばならない」「常識的に言って~」「一般的には~」などが挙げられますね!

昔で言えば「男は仕事で稼いで、女は家を守るもの」といった固定観念もありました。今の時代こんなこと本気で思っていたら、誰にも相手にされなくなります(笑)

性別ですら尋ねることはNGとされている現在。

働き方もそうですね。「男は1日24時間闘う(働く)べき」「有休なんてもってのほか」という価値観がCMで放映されていたのがたった20数年前です。

未だにこの価値観からアップデートできない企業や上司も沢山います。だからパワハラも無くならない!

この数十年で今までは“当たり前”と思われていた、世の中の価値観が、性別や働き方に限らず大きく変わってきているのです。

昔の方の価値観を否定する気持ちはまったくありません!その時代は日本全体がその価値観を良しとしていた訳ですから。余程、先進的な価値観を持っていた方じゃないと、こうした世の中の流れに反発することは難しかったことでしょう。

このように価値観とは、時代の流れとともに、あるいは自分が置かれた状況により更新されるもの。

どんな価値観を持っているかで、思考が変わり行動も変わる。思考と行動が変われば得られる結果も変わってくる。

これって、パラダイムと同じですね!

パラダイム(価値観)⇒思考・行動⇒結果というsee-do-getサイクルの流れです。

自分の中の刷り込み(思い込み)による“当たり前”を疑ってみる、“価値観”を疑ってみる、“パラダイム”を疑ってみること⇒自分自身でパラダイムシフトを起こすことが大切だと思います。

唯一絶対的に間違っていない価値観とは原則に従っている価値観です!価値観=原則が理想的。

「価値観は人間の行動を支配し、原則は行動の結果を支配する」完訳版 p476