第98回「win-winを考える」~win-win実効協定-2

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

「win-win実効協定」を締結するためには、プロセスでは無く”結 果”にフォーカスしなければならない。

その為には、「全面的デリゲーション」と同じで、どんな目的で、どのガイドラインに従って、使えるリソースも明らかにして、進捗状況の報告は何時どのような形式で行うのか?、そして結果に対しての評価(評価の結果)はどのように行うのか?・・・を事前にハッキリと示して置かなければならない。

「評価の結果」とは、協定を履行した場合に得られるもの、履行出来なかった場合に得られないもの、あるいは失うものを意味する。

そして、「win-win実効協定」でコントロール出来る「評価の結果」は基本的に4種類ある。

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①金銭的な結果:昇給または減給、お小遣いのアップまたはダウン、罰金など。

②心理的な結果:評価、承認、尊重、信頼などを得るのか?失うのか?

③機会に関わる結果:各種研修会等への参加権や参加権のはく奪など。

④責任に関わる結果:職務範囲や権限の拡大または縮小。

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「win-win実効協定」とはお互いにwin-winを目指すために批准する合意書のようなものです!

最初にハッキリとした合 意をして、その合意が守られたあるいは守られなかった場合のメリットやデメリットを示すことで、相手にまかせ(デリゲーション)、結果が出た場合にはお互いにwin-winとなり、結果が守られなかったあるいは出来なかった場合にはお互いにlose-loseとなってしまうようなパラダイムです。

 

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