「共感による傾聴」を更に具体的に実践するためのテキストとして、赤羽雄二さんの「自己満足では無い“徹底的に聞く技術”」を取り上げ、「アクティブリスニング」を学んで行きます!
アクティブリスニングとは?
「共感による傾聴」をさらに深堀して、実践する“4つのプロセス”です!
4つのステップを経ることで“すべての悩みを解決する”と言う「自己満足では無い“徹底的に聞く技術”」の著者:赤羽雄二さんが考案された“人間関係改善⇒問題解決のためのコミュニケーションスタイル”です。
4つのステップとは?
ステップ①~相手の話しを真剣に本気で聴くことで、信頼残高の預け入れが貯まりま
す。
ステップ②~必要に応じて相手を“委縮させないように”質問させていただくことで、お
互いの理解が深まります。
ステップ③~真剣に聴いた結果、“問題の本質”が見えてきます。
ステップ④~アクティブリスニングを極めることで、“自然に解決策”が見えてきます。
注-1:書籍では「聴く」⇒「聞く」と表記されているので「聞く」と表記させていた
だきます。
-2:ブログ誌面の都合上、書籍のポイントのみを引用させていただいたり、言い回し
をアレンジさせていただきます。
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ポジティブフィードバックの効果です。
①自分の気持ちが明るくなる。
ポジティブフィードバックをすると、相手の表情がすぐに明るくなりますが、それだけではなく自分の気持ちまで明るくなります。
相手のためになるポジティブフィードバックですが、実はそのまま自分に戻って来るポジティブフィードバックでもあるのですね。
状況が厳しくギスギスした職場が多いと思いますが、そういうときだからこそ、「ポジティブフィードバック毎日20回」は大いに役に立ちます。
ポジティブフィードバックを職場(家庭でも地域でも)で広げ、さらにSNS等を通じて外部にも広めることで、どんどんと明るい気持ちが広がって行きます。
②アクティブリスニングの効果を倍増させてくれる。
アクティブリスニングで自分の話を最後まで徹底的に聞いてもらうことで、自分を大切に思ってくれていると感じる人がどんどん増え、信頼関係も構築されます。
これに加えてポジティブフィードバックを行うことで、アクティブリスニングの効果は倍増します。
私はアクティブリスニングを「魔法の杖1」、ポジティブフィードバックを「魔法の杖2」と読んでいます。
どとらも費用がまったくかからず、即効性があり、相手もこちらも気持ちが明るくなり、成長意欲が高まり、問題把握・解決力が急速に強化され、リーダーシップも強化される!ということで、仕事上もプライベートもなくてはならないものです。
アクティブリスニングの効果を倍増させるためのポイントとして・・・
①アクティブリスニングとポジティブフィードバックを車の両輪と考える。
②アクティブリスニングで聞き出した点について、ポジティブフィードバックをする。
③ポジティブフィードバックによって相手の気持ちが少し開いたところで、アクティブリスニングで深く理解する。
④アクティブリスニングもポジティブフィードバックも、輪を広げて仲間を増やす。相乗効果を狙う。
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*実際にアクティブリスニングとポジティブフィードバックをもらえると、どんな状況でも大変気持ちが明るく、前向きになれます。
職場ではまだ出来る雰囲気ではないし、家庭でもちょっと・・・という方がいらっしゃれば、是非ロールプレイングでの実践会を活用してみてください!
FB上のオンラインサロンやコミュニティーなどで実践会開催されている方もいらっしゃいますので、ご活用することをお勧めします。
百聞は一見にしかず!素晴らしい体験ができると、今度は自分がやりたくなります。
周囲にいらっしゃらないのであれば、自分で仲間をつのって実践会を立ち上げる!・・・これが自身の成長には一番効果性があります。
自分がルームを立ち上げることで、自分にも自信がつき、成長しながら自分も相手も実力がついて、更にハッピーになる一石三鳥の行動です。
「自分には無理・できない」という”思い込み”を捨てて「よし、やろう!」というちょっとした”勇気”を持つことで、大きな成長につながります。
仲間と一緒にやることで継続~習慣化できるようになります。
因みに赤羽さんご自身のオンラインサロンでも、メンバーが主体となって「アクティブリスニングのロープレ会」をzoomで定期的に開催されています。
(児玉 所感)
ご興味のある方は下記URLをご覧ください。