第277/365回:「成長の連続体 復習」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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前回まで「共感による傾聴」実践編として、赤羽雄二さんの「自己満足ではない 徹底的に聞く技術」より全18回に分けて抜粋させていただきました。

赤羽さんの書籍に限らず、他の書籍を沢山読み込むことで「7つの習慣」がより深く理解出来るようになります。

その逆で「7つの習慣」を読み込むことで、他の書籍が理解出来るようになります。

正に相乗効果=シナジーですね!

今後も「7つの習慣」と親和性の高い書籍をご紹介させていただきます。

さて、”相手を理解する”ためには、「相手が大切に思っていることを、自分も大切に思う」「共感による傾聴」という原則が大事というお話から、アクティブリスニングのお話にはいっていきました。

ですので、また「相互依存」から再開させていただきます!

そもそも「相互依存」とは?をもう一度思い出してみましょう。復習です(笑)

アイキャッチ画像にあります「成長の連続体」をご覧ください。(7つの習慣を視覚化するのに本当に判りやすい画像だな!といつも思います)

人間は産まれた時は親やお世話をしてくれる誰かに「依存」しなくては生きて行けません。一番下の「依存状態」ですね。

やがて、成長とともに自分自身が自分の力で生きて行けるように「依存」⇒「自立」へと向かいます。

大人になっても「依存」状態から抜け出せない方もたくさんいますが💦

真の「自立」とは経済的な自立だけを指すわけではありません。人としての”人格”を育てて行くことが「7つの習慣」でいうところの「自立」となります。

そのために、第1~第3の習慣実践して行きましょう!ということです。

自分が成功する「自立」状態がゴールであると書かれている書籍がほとんどなのですが、「7つの習慣」には更にその先があります。

「自立」した人間同士が力を合わせて組織において「シナジーを創り出す」ことが、求められています!

「シナジーを創り出す」ためには、他者との関係が大事になって来ます。この人間関係における原則第4~第6の習慣で描かれています。

「私的成功は公的成功に先立つ」・・・つまり、先ずは「自立」を目指しながら、他者とのかかわり=人間関係の”影響の輪”を広げていくことが、「相互依存=公的成功」の状態となります。

「相互依存」を目指すためには、第4の習慣である「win-winを考える」姿勢、第5の習慣である「先ず相手を理解する」姿勢、そして第6の習慣である「シナジーを創り出す」姿勢が必須となります。

次回から「相互依存」各論にはいって参ります。