230420「お金が無いと時間が無い」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お金がない、時間がない・・・やりたいことがあるのに、やれていない2大理由です。

確かに現実的な話はそういうこともあると思いますし、私自身もできない理由として挙げることもあります。

さらにお金の問題と人間関係の問題は、人の悩みの2大理由とも言われています。

時間に関しては、生活を見直すことで1日2時間(もっと?)は作り出せると思います。

始発から終電まで仕事があるような会社は、命を搾取されるだけなので、直ぐに辞めましょう。

お金に関しては、生活がしていけることが大前提で、それすら危ういようであれば、生活保護の申請など社会保障のセーフティーネットを利用するしかないでしょう。

食べるもの、住む場所が無ければ“やりたいこと”云々どころではないと思います。

生きていくことが人間にとっての最優先事項ですから!

「7つの習慣」を学び、実践することは、マズローの5段階説でいうところの、最高層「自己実現」と、すべてを超越した概念(詳細は省きますが)と言われている「自己超越」のレベルだと思うのです。

「7つの習慣」に限らず、本を読み・学び・実践するという行為は、先ずは生理的欲求と身の安全が保障されていることが前提となるため、ある意味贅沢なことでもあると感じています。

*余談ですが、このマズローの階層が適用できるのは、言論の自由、戦争のない世界、自己表現の自由な世界、これらの自由が妨害されることの無い世界での話だそうです。

閑話休題・・・

ただ、仕事もしていてそこそこ稼いでいるのに、「やりたいことがあるのですが、お金が・・・時間が・・・」という方が結構多いのです。

数千万とか数億とかのお金がかかることであれば、それはあまりにも現実離れしていることなので、少し冷静になって目標設定の見直しをした方が良いと思われます。

大谷翔平のように、世界の舞台で活躍したい!と思ってもやはりそれは“夢のなかでかなえましょう”と(まさに自己超越 笑)

ここでお伝えしたいことは、考え方を少し変えるだけでやりたいことへの準備・計画は立てられるし、実行できるということです。

考え方を変えるには、パラダイムを変える必要がありましたよね?

「自分のやりたいこと・成し遂げたいこと」を取りあえず思いつく限り書きだしてみる。

次にやりたい順に優先順位をつけてみる。

それから上位のリストの幾つかを選び、テーマに対して「○年後はどうなっていたいのか?」「そのために今自分でできること、コントロールできることはなんだろう?」と書きだしてみると結構お金かけなくてもできることって出てくるのですよ!

そもそもの達成したいことが「お金をかせぐこと」であれば、起業するか投資をするかetc・・・そのためにどんな勉強をして、どんな資格をとって、どんな人とつながれば良いのか調べ実践する。

夢を掲げ、夢を実現するためには小さな一歩の積み重ねと、応援してくれる仲間が必要です。

応援してくれる仲間とつながるには、自分自身が“自律”して“自立”する=人格を磨き続ける努力、誠実さが必要です。

私自身がそのように偉そうなことを言える立場ではないことは重々承知しておりますが、目指したいところであることには変わりません。

心からやりたいことが見えてくると、それを細かく砕いていくこと、細分化することで(コーチングの世界ではチャンクダウンというらしい)、そのためにどういった情報収集やブランディングが必要なのか?具体的なアクションプランは?といった動きも見えてきます。

「お金をかけなくても、やりたいことに向けてできる準備と計画はなんだろう?」
「時間をどうやって作り出そうか?」を想像し、問いかけ、書きだし、明らかにすることから始めてみませんか?

(連続投稿428日目)

 

コメント