280/365回:「信頼口座」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私とあなたの信頼関係の度合いを図るためには、自分の中に「信頼口座」を開設し、その残高をどんどんと増やしていかないと、気がついたら預け入れより引き出しの方が多くなり「信頼残高」ゼロなどということもあります。

とくにしょっちゅう顔を合わせる相手(家族や職場仲間など)ほど、信頼残高の預け入れを常にしておかないと、引き出しが預け入れを上回ってしまいます。

ここでいう「信頼残高」“一対多数”の関係ではなくて、“一対一”の関係。あなたと私の関係のことです。

私に対して信頼残高が高い人もいれば、低い人もいる。私という人間への気持ちは人それぞれだからです。

親子であっても、上司と部下であっても、あらゆる人間関係のあなたと私。一番の預け入れはどういう行動でしょう?

「一番の預け入れは、口を挟まず黙って聴いてやることだ(共感による傾聴=アクティブリスニング)。説教したり、自分の若い頃の経験を得意がって話して聞かせたりせず、息子(部下・友人・配偶者・恋人同士などなど)の話にひたすら耳を傾け、理解しようとすることだ。おまえのことを大切に思っている、お前を一人の人間として認めているのだと、態度で伝えるのである(略)あなたが偽りのない本心からの預け入れを続けていれば、残高が増えていく」完訳版 p260

「自己満足ではない 徹底的に聞く技術」においても赤羽さんは同じことをおっしゃっていましたね!

人から信頼を得る一番の方法は、相手の話を最後まで、真剣に、徹底的に、寄り添うように聴いてあげること。

間違っても相手が話をしているときに、「自分は次になにを話そうか?」と自分が話す準備をしていたり、相手の話を評価したり、探ったり、解釈したり、助言したりといった“自叙伝的反応”をしてはいけません。

こうした相手を尊重しない姿勢は、相手にすぐに伝わります。もう二度と心を開いて話をしてくれなくなり、また膨大な時間をかけて信頼残高の預け入れを高めていかなくてはなりません。

相手が「白いカラスを見たんだ」と言ったら、「そうなんだね。白いカラスを見たんだね」と共感する姿勢が大切です。

人間関係においては“急がば回れ”が鉄則です!

「人間関係に応急処置は効かない。関係を築くこと、修復することは、長い時間をかけて人間関係に投資することなのだ」完訳版 p261