「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。
原則とは・・・①万国共通で不変なもの
②質の高い結果を生みだすもの
③私たちの内面の外側にあるもの
④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの
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「lose-loseパラダイム」「Winパラダイム」について・・・
・「lose-loseパラダイム」・・・自分が負けるくらいなら、相手もまかす。
このパラダイムだけは決して選択してはならない!とコヴィー博士も言ってます。
一番わかりやすい例が・・・戦争!
戦争には勝者も敗者もありません。どちらも不幸になり、世界中が不幸になる蛮行であるのは自明の理。まさにlose-loseの典型例です。
Lose-loseの根底にある原則は・・・“仕返し”“復讐”“恨みつらみ”“憎悪”“妬み・嫉み”などです。
原則には良い原則と悪い原則があり、悪い原則に従うと必ず不幸な結果を招くのも自明の理。
・「Winパラダイム」・・・他人のことなどどうでもいい!自分さえ良ければ。
Winパラダイムの根底にある考え方・姿勢は、「自分さえ勝者になれば、他の人がどうなろうが知ったことではない!」です。
他者の存在などどうでもいい。1枚のピザは自分一人で食べるためにある。
世の中は自分中心に回っていて、自分さえ良ければ他者のことには興味もない。
目の前に倒れている人がいたとしても、関係ない・知ったことか・仕事が忙しくてかまっている暇などない・見て見ぬふりをするなどが当てはまります。
Win-loseやLose-winパラダイムの人は、(善悪はさておき)相手があってのパラダイムとなりますが、Winパラダイムの人にとっては他者の存在など関係ないのです。
悲しいことに、「このパラダイムがもっとも一般的だろう」とコヴィー博士は言っています。
「相互依存」どころか「自立」への道にも100%いたれない残念なパラダイム。
周りから人がどんどん離れていって、気がついたら“裸の王様”になってしまいます。
信頼できる友人・仲間もいなくて、周囲との良好な人間関係が築けない人生ほど寂しく、不幸なことはありませんね。