第330/365回:「知的側面の刃を研ぐ」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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三つ目の「刃を研ぐ」活動は、知性を磨く活動です。

◎知的側面(知性に対する投資)・・・

これはわかりやすいですよね!学ぶことです。

学校の勉強や仕事に関することだけが学びではありません。

本を読んだり、ブログや日記を書いたり、興味のあるセミナーに参加してみたり・・・知的側面の刃を研ぐ活動は沢山あります。

大切なことはインプットしたらアウトプットすること!

読書に関しては、こんなことが書かれています・・・

「本を読むときにも第5の習慣を実践しよう。まず理解に徹しようと思いながら読めば、知性の刃はいっそう鋭くなる」完訳版 p438

読書にも作者の思想や背景を理解しようとしながら読むという、「先ず相手を理解する」原則が使えるのですね!

ドイツの心理学者エビングハウスによると、人間の記憶は「いい話を聞いたな~」「いい本を読んだな~」と思っても、アウトプットをしないと覚えたことを1時間後に50%程度忘れ、さらに24時間後には記憶したことの約70%を忘れてしまうそうです!

ですから、インプットとアウトプットを24時間以内に行うことが、知識のメモリーを増やすためのポイントです。

今日インプットしたら翌日にはアウトプットする感じです。

アウトプットの方法は何でもいいですが、特に効果的なのは誰かに伝える(教える)ことです。

本を読んだ感想をSNSなどに投稿してみる。いい話を聞いたときも、ブログに書いたり、SNSに投稿してみる、直接誰かに伝えることで、脳に記憶が刻まれます。

私もこのブログを始めてから、毎日「7つの習慣」を読むようになり、それをすぐにアウトプットしているので、「7つの習慣」に関しては、どこに書いてあって、それがどういう意味を持っているのか?がだいたいわかるようになってきました!

読むたびに新たな発見がありますけどね。

「この本との関係を生徒(教わる側)から教師(教える側)に転換することを勧めたい。インサイドアウトのアプローチにならって、学んだことを二日以内に他の人に教えることを前提として読んでほしい」完訳版 p67

さらに「7つの習慣」のコミュニティーに参加して、皆さんとお話しすることで学びが深まり、沢山の気づきも得ることができます。

コミュニティーに参加することは、社会・情緒的な活動(人間関係への投資)にもつながります。

本から学ぶ、人から学ぶ、動画から学ぶ・・・学びの方法は沢山ありますので、先ずはご自身の興味のある分野から探していけば習慣化しやすいと思います。