第91回:「win-winを考える」~人格

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

前回は、win-winな関係を構築するためには、「5つの側面」が重要だと言うお話をさせていただきました。

今回はその一つ、「人 格」とは何か?についてお話させていただきます。

「人格はwin-winの土台である。すべてがこの土台の上に築かれる。そして、win-winのパラダイムを身に付けるには、人格の”三つの特徴”を育てなければならない」by S・コヴィー
「私的成功」無くして「公的成功」無し・・・書籍の中にも出てくる言葉です!
第1~3の習慣を身に付けることなくして、第4~6の習慣=「公的成功」は得られないと言うことです。
外的要因(刺激)に常に振り回され、自分との約束も守れないような状態であれば、当然に他者からの信頼を築くことは出来ないし、win-winパラダイムに至ることも出来ない。
そして、人格を育てるには三つの特徴を育てなければならないとコヴィー博士は言ってます。
三つの特徴とは・・・「誠実であること」「成熟していること」「豊かさマインドを持っていること」です!
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・「誠実であること」・・・
誠実であるためには、自分の価値観を明確にし、その価値観に従って主体的に計画を実行する”自 覚”を持ち、意義ある約束を守り続ける”意 志”を育てて行くこと・・・と書籍では書かれております。
先ずは自身の価値観とは何なのか?
価値観を表す言葉を思いつく限り書き上げてみて、何故その価値観を表す言葉が大事なのか?今度はその(自分に取っての)意味を書き出してみることで自らの価値観が明確に客観的に理解出来ます!
勿論、既にミッションステートメントを作成し、自らの価値観が明確になっている方には不要でしょうが、書き出すことで自分の価値観が明らかになり、その言葉の意味するところ(辞書の意味では無くて、自分に取っての意味)を書き出すと、「なるほど!自分はこの言葉のこんなところに価値観を見出しているのだ!」と言う発見が出来ます。
そして、自らの価値観が明確になったところで、その価値観と照らし合わせた上で、相手とのwinとはどのような状態なのだろう?と「考えてみる」
このプロセスが自身にも相手にも「誠実になる」ための第一歩です。
「誠実さは、人格と言う基礎の要石なのである」by S・コヴィー

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