第196回:「自己対話力=セルフコーチング力の重要性」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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再び「刺激と反応の間」について話を戻します。

何故か?

刺激と反応の間にあるスペース(自覚・想像・良心・意志)・・・この4つを理解し、使えるようにならないと、次の第2の習慣以降の原則がすべて“効果的に”使えなくなるほど大切な入り口だからです!

このスペースは第1~第7の習慣すべてに紐づいている大切な原則。

特に「自覚」・・・自分の感情や置かれた状況を客観的に捉えることなくして、想像・良心・意志も活用出来ないし、そうなると自立は勿論、相互依存を達成することも出来ません。

主観から客観に切り替えること。自問自答の状態から、主観⇔客観自己対話が出来るようになることが、「7つの習慣」の実践力を高めることに他ならないのです。

自己対話が出来る技術・・・これこそが“セルフコーチング”です!

この自己対話力=セルフコーチング力を理解し、高めて行くことで「なるほど、客観的な状態とはこのような状態を指すのだ」と腑に落ちます。

勿論、外部のコーチに依頼することも出来ますが、費用もかかるし、何と言っても第三者のコーチの前では、素の自分(本音の自分)がなかなか出て来ない場合もあります。

自分の弱い部分を第三者に話すのって勇気が要りますよね!?

セルフコーチングとは、主観的な自分と客観的な自分との対話(問いかけ)を通じて、目標を達成して行く、状況を改善して行く、なりたい自分になる、自己実現を達成して行く技術です。

そして、根底(根っこ)の部分には常に「7つの習慣」と言う“原則”があるので、道に迷うと言うこともありません。

瞑想や書き出すことを通じて、客観的な自分を生みだすことも出来ますが、一番効果的な方法が自己対話力=セルフコーチング力を高めて行くことなのです。

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