「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。
原則とは・・・①万国共通で不変なもの
②質の高い結果を生みだすもの
③私たちの内面の外側にあるもの
④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自分は何に「価 値」を感じるのか?(=価値基準)、その根底となるパラダイム(=ものの見かたや考え方)が「価値観」です。
人は皆、自分の「価値観」に従って行動します。
様々な選択もこの「価値観」に基づいて選択しています。
「価値観」は自分の行動を決定づけます。
「強盗団には強盗団の価値観があります」しかし、この「価値観」は「原則」に反していることは明らか。
この「価値観」に従って行動していると、何時かは捕まるか刑罰を負うことになり、自分も周囲も不幸にして、長期的・継続的な効果は得られないのは自明の理。
自分に取っての大切な「ミッション」を明らかにする場合、「自分は何に価値を感じているのか?」と言った「価値観」が明らかになっていないと、「原 則」と「ミッション」を重ね合わせることが出来ません!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以下、上條さんからいただいた問いかけです・・・
自分の「価値観」を知るためには以下2つの問いに答えてみてください。
①これまでの人生を振り返り、”大きな決断”をしたことは何?その決断のもととなっている「あなたが大切にしたこと」はなんだと思う?
②人生を振り返って、今思えばその後の人生に大きな影響を与えた出来事や出会いを思い浮かべてください。その出来事や出会いからあなたは何を「大切にしたい」と思うようになりましたか?
この2つの質問の「大切にしたいこと」の中で、一番大切だと思うこと。これこそが「価値観」です。
過去は今を作る。過去の決断を振り返れば、「価値観」が見えてくる。
頭の中のストッパーをすべて外して、自分が本気でやってみたい!達成したい!実現したい!ことを考え、自分の各役割(個人の役割、親としての役割、仕事での役割等)に置いて在りたい姿を考えて書き出してみる。
この過程で、これは良い原則に従っていて、自分にも周囲にも長期的・継続的な効果が得られると感じることが出来れば、その先にあるものが「ミッションステートメント」となります。
「ミッションステートメント」は、人生に置ける第1の創造(知的創造)で、自分の行動規範となる「価値観」と「原則」を成文化したものです。
①自分は何を大切にしたいのか?
②自分は何を成し遂げたいと思っているのか?
③自分はどう在りたいと思っているのか?
この3点がミッションステートメントに反映されていれば、物凄くパワフルで、自分の背中を押してくれる追い風~「人生の軸」となるんですね。