第242/365回:「仕事でも、先ず理解に徹すること」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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第5の習慣「先ず理解に徹し、そして理解される」は人間関係に置いて「自分のことを話す前に、相手の話しを聴いて、相手を理解しましょう」と言う原則が書かれているのですが、これ仕事でも同じことが言えるのです。

以前の私は、上司から仕事を任されるとその目的や内容をしっかりと理解していないにも関わらず「はい、判りました!」と返事をしてから「でも、これどうやって?・・・」と頭を抱えていることが多々ありました。

上司に対してはっきりと意図を確認すること、質問することが怖かったのです。

常に顔色を伺っている状態でした。

結果、どうなったかと言いますと、“自分なりの勝手な解釈”で進めてしまったので、上司が意図することとはまったく異なることをやってしまい、余計に怒られました!

どういった狙いで、どのような方法で、何時までに、進捗状況の確認は?等々・・・「先ずは理解に徹して」から仕事を進めることが出来ていたら、得られる結果も全然違っていたでしょうし、お互いに合意の出来るものが出来ていたと思います。

それ以前に信頼関係が築けていなかったのが大きいです。

上司が何を考えているのか?どういった成果を求めているのか?を理解する努力が足りていなかったのですね。

人間関係のパラダイムとしては完全にLose-winになっていました。これでは、自分の意見を堂々と主張する“勇気”も出て来ません💦

やはり仕事でも人間関係に置いても、「先ず理解に徹し、そして理解される」と言う原則、改めて大事だなと、ふと思い出しました(笑)