230323 緊急投稿「WBCと7つの習慣」

児玉伸也のブログ

3月22日11:40AM、今目の前に信じられない光景を目の当たりにしています。

映画でもドラマでもないリアルな世界。

舞台は米国フロリダにあるマーリンズの本拠地、ローンデポパーク。

こんなことが本当に起きるのか?脚本のない、筋書きのない史上最高の感動のフィナーレを目撃しました。

この言葉にならない感動、涙がとまらない感動は2009年のWBC決勝戦における”あのイチローの伝説の一打”以来。

もともと野球というか阪神が大好きで、50年間プロ野球を観戦して感動の瞬間を幾度となく体験してきましたが、これほどの感動は2009年のWBC以来。

「世界一奪還を」を合言葉に、本当に最強の”ドリームチーム”が栗山監督のもと招集され、しかも言行一致で実現させてしまった!

一次リーグと準々決勝は想定内の勝利でした(これだけのメンバーですから)。

そして、昨日の準決勝、今日の決勝は今までとは役者が違うというか、格が違うというか、本当にハラハラする試合展開でした(実はメキシコ戦では敗退も頭をよぎりました 💦)。

しかし、2点ビハインドのメキシコ戦の9回裏大谷の二塁打から始まり、最後は不振にあえいでいた史上最年少の三冠王”村上様”の逆転サヨナラ打の瞬間に鼻水と涙でティッシュ1/3箱使うほど号泣(笑)

今日の決勝も同じくティッシュを消費(笑)。

村上のホームランに号泣し、岡本のホームランに号泣し、最後はやはり大谷翔平に号泣(T_T)

もちろん、全員がヒーローですが、やはり大谷翔平という選手はもうなんというか・・・すべてにおいて異次元!こんな人間が実在するんだという感じで。

走攻守において歴史的なスーパースターは沢山出てきましたが、エースで四番というのは高校野球までだと思ってた”常識”を覆し、そして世間の”メジャーでは通用しない”との批評をものともせず、世界一、宇宙一の選手に駆け上がった大谷翔平。

前のイニングまでバッターで活躍していたと思ったら、十分なウォーミングアップの時間もないままに、最終回はクローザーではあり得ない”泥だらけのユニフォーム”でマウンドに仁王立ち、しかも160km超えのストレートを連発。

そして最後は(これもドラマのような筋書きですが)同僚であり、米国が誇るスーパースター、Mトラウトとの対決となり三振で打ち取り世界一という圧巻の勝負。

イチローが引退会見のときに「翔平には世界一の選手を目指して欲しい。いや、目指さなきゃいけない。ある年は投手で20勝、ある年は本塁打王なんて、普通は想像できないけど、(翔平の場合)想像できてしまうじゃないですか。もうその時点で他の選手とは違う」と言ってましたが、まさに。

解説の古田も松坂も感動をも超えるあまりの異次元さに呆然、「言葉が出ないですね」というほど、あり得ない選手。

今回の侍JAPANを「7つの習慣」で例えると・・・

第1の習慣・・・「自分の役割(責任)は自分で責任を持ち、自分がチームに貢献できることはなんだろう?とインサイドアウトのアプローチで行動し、自分との約束を守り、ファンとの約束も守り、有言実行(言行一致)させた」

第2の習慣・・・「世界一という”終わりを思い描き”第1の創造で十分な準備・計画をおこなった」

第3の習慣・・・「そのためにはどのように時間を使えば良いのか”最優先事項を優先し”、緊急かつ重要な第Ⅰ領域の試合に勝つために、最重要な準備領域である第Ⅱ領域に多くの時間を費やした」

第4の習慣・・・「勝負に勝つための”Win-Lose”にこだわり、試合後は相手チームにも他国の応援団にも礼を尽くすという”Win-Winを実行し”、世界からの称賛の言葉を浴びた」

第5の習慣・・・「相手チームのデータを徹底的に調べ尽くし(まず相手を理解する)、自分たちのパフォーマンスを思いきり発揮した(そして理解される)」

第6の習慣・・・「そして最後は全員で”世界一というシナジー”を勝ち取った」

第7の習慣・・・「世界一になるために、肉体を鍛え、知性を磨き、コミュニケーションも十分にとり、イメージトレーニングも万全におこなった」

「7つの習慣」すべてを総動員しての世界一!!

おめでとう侍JAPAN!あなた達は日本の、いや世界の英雄です!(^^)!

(連続投稿400日目)

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