「7つの習慣」は個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。
原則とは・・・①万国共通で不変なもの
②質の高い結果を生みだすもの
③私たちの内面の外側にあるもの
④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの
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下記、「成長の連続体」の図をご覧ください。
「7つの習慣」の目指すところが一目でわかるように描かれています!最初に考えた方見事です(笑)
「依存状態」⇒「私的成功」⇒「公的成功」とステップアップしていくことが、第1~第6の習慣を実践することで達成出来ますよと理解できる見事な図!
さて、今回は「自立」すること、「私的成功」を成し遂げることについて見て行きましょう。
私的成功ってなに?
人間は「おぎゃ~」と産まれた時、100%親若しくは親代わりになる人に依存しなければ生きていけません。
この状態を”依存状態”と言います。
人に依存して、助けてもらわなければ生きていけない状態ですね!
そして、保育園⇒小学校⇒中学校・・・社会人と徐々に年齢と経験を重ねて知識も精神力も体力もつけながら人は依存状態⇒第1~第3の習慣を実践することで、自立状態(私的成功のレベル)へと成長して行きます。
「7つの習慣」でいう”自立状態”とは、経済的な自立だけを指すのではなく、”1人の人間として、肉体的・知的・精神的にも完全に自立した状態”です!
自分の人生の脚本は自分で描き、そして自分の人生の責任も、他者や環境のせいにしないで、自ら負える状態・・・この状態を”自立状態”=”私的成功を成しえた状態”と呼びます。
しかしながら、大人になっても親子ともども依存状態から抜けることができなかったり、成長過程で友達や知り合いに依存する癖がついたり、中には薬物やアルコールに依存してしまったりと私的成功までの道のりが険しい人が多いのも事実です⇒愛着障害を抱えている方にこの傾向が強い。
アドラーの言葉を借りましょう!
「人は何歳からでも、どんな状況に置いても変われます。変わりたい!と思った瞬間から変われます」
「7つの習慣では」第1~第3の習慣を実践することにより、この依存状態から自立した人間=私的成功を収める人間になるための道筋が書かれています。
この”私的成功”を成し遂げるために必要な三つの習慣が・・・
◎第1の習慣~主体的であること。
◎第2の習慣~終わりを思い描くことから始める。
◎第3の習慣~最優先事項を優先する。
となります。
この”私的成功”そして後述する”公的成功”を成すためには、”原 則”に則った、原則中心の生活を送ることが基本となってきます。
第7の習慣である”学び⇒決意し⇒実行する”を繰り返していくのです。
100%はありません!やってみようと決意し、アクションを起こすことが最も大切なのです!
その途中で挫折を味わい、失敗して苦しむこともあるでしょう。
それが人間です。それが人生です。完璧な人間なんていません。
だから皆同じ。自分と他人を比べる必要もありません。私は私、あなたはあなた。
誰でも同じように失敗をし、壁を乗り越えながら成長して行くものだと思います。
私もこうして考えられるようになるまで60年近くかかりました💦
典型的な亀さんペースです(笑)
次回は「公的成功」について見ていきましょう。
(投稿番号439)