4つの原則~まとめ

児玉伸也社会保険労務士事務所 児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

今回は、前回までに説明した「4つの原則」のまとめをしますね!

・何らかの刺激を受けた時に、反応の仕方には2種類あります。

・一つは刺激⇒反応と言う動物的反応(闘うか逃げるか反応):やられたらやり返す!言われたら言い返す!と感情的になって、即座にアウトプットしてしまうのがこの反応パターン。

・一方、人間のみが持ち合わせている反応パターンは、刺激⇒選択⇒反応があります。刺激を受けた時に、選択と言うスペース(一時停止ボタン)を使って、考えてからアウトプットすると言う反応パターン

この選択(スペース)には”自覚””想像””良心””意志”と言う4つの原則が入っている。

自覚=物事を俯瞰して見る能力、想像=ワクワクとするような引力ある目標を設定する能力、良心=自分の考えや行動が、原則や価値観に反していないか?を問う能力、意志=自覚に基づいて実際に行動に移す能力。

 

勿論、刺激に対してどのような反応をするかは皆さんの自由です!

徹底的に相手をやり込めたいのであれば、動物的反応を選択することも自由。

但し、相手との関係は即終了する事にもなるし、あなたの人格を疑われる(信頼されない)ことにもなることは肝に銘じておきましょう。

 

この4つの原則を判りやすく事例をあげてみます・・・

事例)何時も挨拶しても返事がない、文句ばかり言っている人があなたのそばにいたと  します。

反応的な人は・・・「何故こちらが挨拶しているのに無視するんだ!」と怒りの反応パターンを示すことでしょう。あるいは「向こうが挨拶しないならこちらもしない!」とやられたらやり返す反応を選択する人もいるでしょう。

結果:得られる成果(P)は、対立の軸です!

では、選択(スペース)を意識できる人はどういった反応をするのでしょうか?

「この人、何時も挨拶もしないし、文句ばかり言っている、何故だろう?背景を考えてみよう」⇒「ひょっとしたら、誰にも言えない悩みを抱えているのかもしれない!?」⇒「こちらから話しかけることは悪いことじゃないよね?自分も皆もこの人を”理解しようとする”配慮が欠けているのかもしれない・・・」⇒「よし、とにかく話しかけてみよう!悩みがあったらお手伝い出来ることはないか?一緒に考えてみよう」

結果:得られる成果(P)は、あなた自身の信頼と共調の軸です!

 

同じ刺激を受けても前者と後者ではこんなにもアウトプットが変わって来ます。

◎”自分が変わることによって、周囲に良い変化をもたらす”=インサイドアウトの考えで影響の輪を広げる。

◎”問題の入り口に立ち返り、広い視野で多角的に考えてみる。”思い込み”や”決めつけ”と言った外からの影響(アウトサイドイン)ではないのか?自分の心からの声なのか?

◎自分の価値観が原則に従っているか?もう一度考えてみる=パラダイムシフトを起こす

 

 

【第1の習慣:主体的である】

を実践するためには、先ずはこの4つの原則を理解して、選択(スペース)を意識づけすること。

そして、自分の考えや行動が”決めつけ”や”思い込み”と言ったパラダイムでは無いのか?考えてみること。

どんな状況も自分で”選択した”と言う”自覚”を持つことがスタートとなります!

 

 

コメント