49回:第2の習慣~視点が変われば見方も変わる-2

児玉伸也社会保険労務士事務所 児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

前回は人生の中心に何を置くかで、パラダイム(ものの見かたや考え方)が変わる事例を取り上げてみました。

今回は同じ状況でも”原則”を中心に据えればどうパラダイムが変わるのか?(パラダイムシフト)について解説させていただきます。

原則を中心にしている人ならその場の感情に流されず、状況を俯瞰して多角的に捉え、選択肢を検証します。仕事・家庭・お金などのニーズ、代替案の可能性などバランスの取れた最善策を考えることができます。

仕事をとるか、キャンプを取るかの二者択一ではなくなるのです!

どういうことか?

自分で選択すると言う自覚があるので、他の外的要因に左右されない。

②長期的な観点に立って考えるので、自分の決断が効果的であることを確信できる。

自覚に基づいた選択は、あなたの最も大切にしている価値観を更に深める。子供とのキャンプでは無くて、仕事を選んだとしても、自覚に基づいた選択により下した決断なので、その経験は人生に質と意味をもたらしてくれる。

④原則を中心に生きている人は、主体的で、上司や家族、周囲の人ともしっかりとしたコミュニケーションが築けているので、例えば仕事を優先させると決断すれば家族の理解も得られる、キャンプを優先すると決断すれば、頼める仕事であれば誰かに頼めるし、上司とも話が出来る。

このように、どちらを選ぶかと言う場面に置いても、原則を中心に据えている人は、お金か仕事か家庭かと言った個々の要因に影響されるのではなく、自分の決断に満足し、選んだことに集中して取り組め、充足感を得ることが出来るのです。

後で「あっちにしておけば良かった」「やはりキャンプに行くべきだった」と後悔することも無いのです。

「原則中心の人は物事を見る目が違うのだ。違った見かたが出来るから、考え方も違ってくるし、行動も違う。揺るぎない不変の中心から生まれる心の安定、指針、知恵、力を持っているから、主体性に溢れ、きわめて効果的な人生の土台が出来るのである」

土台が安定している人は、自分自身の中で”パラダイムシフト”を起こすことが出来ます!

その場その場の決めつけや思い込みでのパラダイムに縛られることなく。

*パラダイム、パラダイムシフトについては過去ログをご覧ください。

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