51回:第2の習慣~ミッションステートメント-1

児玉伸也社会保険労務士事務所 児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

さて、今回からいよいよ第2の習慣:終わりを思い描くことから始めるの集大成である”ミッションステートメント”の作成に入って行きます!

そもそも、ミッションステートメントとは何?から説明させていただきます。

【ミッションステートメント】

自分自身の役割を図や言葉で表したもの~その為には、各役割に置いて自分がどうありたいのか?と言った”自覚”の土台に立って”想像力”を働かせワクワクする目標を設定して、”良心”に従って自分の方向性を定め、決めたミッションを実現させよう!と言う”意志の力”が必要となります。

・自分が大切にしている価値観を明確にする。

・あらゆる決断の土台となるもの。

・正しい方向を指す人生のコンパス(指針)であり、自分の中の憲法や信条となるもの。

 

◎大切なことはミッションステートメントを作成する為の過程です。自分が最終的にどう在りたいのか?(終わりを思い描き)、自分の価値観は”原則”から外れてはいないか?(良心に問う)、そうなるためには自分の役割として何をすれば良いのか?(第1の創造=知的創造)・・・と言った自分の内面との対話をする時間を十分に取り、感じる過程です!

 

ミッションステートメントは、「安全第一」と言った張り紙とは違います。今期の売り上げ目標○億円と言った、目の前の目標を達成するための手段でもありません。

 

本気で自分の成したいことを考え、生を受けた意義を考え、何故そう在りたいのかを考え、次の世代に渡したいことを考え、外的要因にも左右されない原則に従い想像力と知的創造を活かして意志の力を働かせ「よし、これを成し遂げよう!」と言った、自分の憲法であり指針・信条です。

「(ミッションステートメントを作成すると言う)この、プロセスは、書きあがったものと同じくらいに重要だと思う。ミッションステートメントを書く、あるいは見直すプロセスの中で、あなたは自分に取っての優先事項を深く、丹念に考え、自分の行動を自分の信念に照らし合わせることになる。それをするに従って、あなたの周りの人たちは、もはや自分の身に起こることに影響されない主体的な人間になっていくあなたを感じ取ることだろう。あなたは、自分がしようと思うことに熱意を持って取り組める使命感を得るのである」

前回までの説明で人生の中心に何を置くかで、パラダイムは変わってくると言うお話ををさせていただきました。

次回より具体的なステップに入って行こうと思います。

(次回に続く)