第79回:「信頼残高」-1

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

「公的成功」を手に入れるための、第4~6の習慣で根っことなる「信頼残高」についてお話して行きます。

◎「信頼残高」とは?・・・人間関係に置ける信頼の度合いを銀行口座に例えたもの。「預け入れ」は人間関係の信頼を築くことであり、「引き出し」は人間関係の信頼を失うことである。

以前も書かせていただきましたが、信頼残高の高い人からの頼みごとであれば、気持ちよく「はい!」と言えますが、低い人からの頼みごとであると同じ頼みごとであっても「この人の頼みは聞きたくない」とか「何か裏があるのでは?」と思いますよね。

第1~第3の習慣で私的成功を収めている皆さんは、既に厚い信頼を寄せられているため、信頼残高は非常に高い状態です。

逆に信頼残高が低いと思われる方は、私的成功を収めていないまたは収めるような努力をしていない方がほとんどだと思います!

怖いのは、本人が「預け入れ」をしているつもりでも、相手から見たら「引き出し」になっていると言う可能性もあります。大きなお世話と言うことです。

どうしたら「信頼残高」を高めることが出来るのか?即効性のある薬はありません。

「7つの習慣」でも、”人間関係に応急処置は効かない”と書いてあります。

日頃から自分や他者に対して誠実であり、謙虚であり、自責思考を持つ・・・こうした原則に基づく行いを実践することで、徐々に「信頼残高」は高まって来ます。

これは第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」にも書かれていますが、自分を信頼して欲しければ、まずは相手を理解することです(これは第5の習慣の時に詳細書かせていただきます)。

「辛抱強く待つのは簡単なことでは無い。主体的になり、自分の影響の輪の中で努力するには高い人格が要る。根が土中にしっかりついているかどうか見たいからと言って花を引っこ抜くようなまねをせず、相手が成長するのをじっと待たなくてはならないのだ」by S・コヴィー

次回は人間関係の”預け入れ”を行う際に意識していただきたいことをお話させていただきます!

 

 

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